KrakenとSoFiが提携でステーブルコイン取引を開始
米国の大手フィンテック企業兼銀行のSoFi Technologies(ソーファイ・テクノロジーズ、※以下SoFiと表記)と、暗号資産取引所Kraken(クラーケン)の運営元であるPayward(ペイワード)が戦略的パートナーシップを締結した。
SoFiUSD is coming to Kraken.
Soon you'll hold, buy & sell SoFiUSD right in your Kraken account, through @Payward's partnership with @SoFi.
SoFi members get better prices, with @KrakenPrimeHQ pulling liquidity from across the market.
Full details: https://t.co/Mue5nJ4Ryj pic.twitter.com/He53EzjrWd
— Kraken (@krakenfx) September 3, 2026
SoFiUSDがKrakenに登場します。PaywardとSoFiの提携により、まもなくKrakenアカウントでSoFiUSDの保有、購入、売却が可能になります。SoFiメンバーは、KrakenPrimeHQが市場全体から流動性を引き出すことで、より良い価格で取引できます。
この協業により、従来の銀行決済システムとデジタル資産市場が直接接続され、双方のインフラを活用した新たな金融サービスが展開される。今回の提携に基づき、PaywardはSEN (SoFi Exchange Network:ソーファイ・エクスチェンジ・ネットワーク)へ加盟する。これにより、条件を満たしたKrakenの機関投資家顧客は、一般的な銀行の営業時間に縛られることなく、24時間365日リアルタイムでの米ドル決済や資金移動が可能となる。
さらに、KrakenはSoFiが発行する米ドル連動型ステーブルコイン「SoFiUSD」の取り扱いを開始する。同銘柄は、個人投資家からプロ、機関投資家に至るまで幅広く提供される予定だ。
アプリ裏側での取引執行と流動性提供
SoFiは、アプリ上で提供する暗号資産取引の流動性確保および注文執行の基盤として、機関投資家向けブローカージ(大口投資家対象の総合金融サービス)Kraken Prime(ラーケン・プライム)を採用する。
Kraken Primeは複数の取引プラットフォームから最良価格を比較して注文を成立させるスマート・オーダー・ルーティング機能を搭載。これによりSoFiユーザーはアプリの操作感を維持したまま、より有利な価格で取引ができるようになる。また、今後は適格カストディ=資産保管サービスの提供や、融資・財務管理分野への事業拡大も視野に入れている。
伝統的金融と暗号資産領域の融合が進む背景
SoFiは暗号資産サービスの提供を一度停止したものの、2025年後半に売買・保管サービスを再開。米国の連邦認可銀行として一般顧客向けに暗号資産取引を導入した先駆けであり、当座預金や普通預金口座と直接連携した利便性を提供している。
一方のKraken(Payward)も、伝統的金融機関との連携を急速に推進している。これまでにDeutsche Börse(ドイツ証券取引所)、Nasdaq(ナスダック)、Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)といった大手企業と提携を結んできた経緯があり、今回のSoFiとの提携も伝統的な銀行インフラと暗号資産市場を橋渡しする画期的な試みとして注目を集めている。
























