ポリマーケット(Polymarket)、最大20倍レバレッジの無期限先物取引を10市場で開始

ポリマーケット社が最大20倍レバレッジの無期限先物取引を開始

予測市場を展開するポリマーケットは、米国以外の海外ユーザーを対象に、最大20倍のレバレッジを掛けられる無期限先物(パーペチュアル)取引サービスを開始した。

日本語訳:
Polymarket Perpsが稼働開始。暗号資産、株式、商品などで最大20倍のレバレッジ取引が可能。豊富な流動性と最低手数料を実現。BTCロング、FRBの動向予測、S&P500のショートなど、Polymarket⁠.comでのみ利用可能

この展開により、これまで提供してきたイベント予測市場の領域を超え、金融デリバティブ分野へと事業を拡大していく。このサービスでは、単一の取引画面を通じて多角的な金融資産への投資が可能です。初期ラインアップとして以下の10市場が提供されている。

暗号資産: ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、ソラナ(Solana/SOL)、ハイパーリキッド(Hyperliquid/HYPE)
コモディティ: 金(ゴールド)、銀(シルバー)、WTI原油
主要株価指数: S&P 500、Nasdaq 100
株式関連: SpaceX(スペースX)連動契約

なお、これらの先物契約は対象となる現物資産の所有権を伴うものではなく、価格の上下を予測してロング(買い)またはショート(売り)のポジションを取る取引形態となる。満期日は設定されておらず、ファンディングレート(資金調達率)によって指標価格との乖離(かいり)が調整されるため、証拠金を維持する限りポジションの継続が可能だ。

レバレッジ取引の魅力と清算リスク

最大20倍のレバレッジにより資金効率を高めた取引が可能になる一方、わずかな価格変動でも大きな損益が発生する。

必要証拠金を割り込んだ場合には強制清算=ロスカットが行われるリスクがあるため、慎重なポジション管理が求められる。

同社は「業界最高水準の流動性と最安級の手数料」を掲げており、主要な経済イベントやマクロ動向にあわせた機動的なトレード環境を提供していく。

システム基盤の強化と規制への配慮

活発な取引に対応するため、インフラ面の拡充も進められている。注文処理能力を従来の約15倍にあたる毎秒20万件へ引き上げる計画があり、将来的には毎秒40万件超を目指している。

初期テストでは、混雑時の取引遅延を示す指標(p99レイテンシ)が大幅に改善され、高い応答性が確認された。なお、過去にCFTC(米国商品先物取引委員会)と和解した経緯から、このサービスは米国の居住者には提供されていない。

米国市場での事業展開に関しては、規制当局の法枠組みに準拠した形で別途手続きが進められていのが現状だ。