オーストラリアはビットコイン先物ETFに関心を示す
オーストラリアはビットコインETF市場に参入を考えており、2022年の第2四半期までに最初の上場投資信託を立ち上げる予定であり、規制当局が承認するのを待っていることが分かった。
オーストラリアは、2022年の第2四半期までに同国初となる上場投資信託を立ち上げる予定であり、規制当局によって承認れるるのを待っている状況だ。地元メディアによると、ビットコインETF購入の波は、北米で人気を博した後、他の国々に取り上げられており、オーストラリアはこれらETFに向けた主要利害関係者のリストに入ることとなる。同国初のETFの背景にあるグループによって示されているように、同国の当局はまだ仮想通貨の規制を模索し続けており、現段階でこの市場はまだ実行可能ではない。
オーストラリアの上場投資信託およびその他ASX取引ファンドのオーストラリアのプロバイダーであるBetashareのアレックス・ヴィノクル(Alex Vynokur)CEO(最高経営責任者)は、規制当局が仮想通貨に関する懸念に対処することが期待されていると述べている。ヴィノクルCEOは、オーストラリアの人口の半分以上が仮想通貨について知っており、それらに投資していることを明らかにしている。規制機関の1つであるASIC(Australian Securities & Investments Commission=オーストラリア証券投資委員会)は、同国内での運用を妨げていないが、仮想通貨エコシステムにも取り組んでいない。
投資企業であるHolon(ホロン)などの他の事業体は、最初のビットコインETFが2022年、おそらく第2四半期に発売される可能性があると考えており、同社の責任者は、オーストラリアで上場投資信託の1つになりたいと述べている。
オーストラリア上院議員が仮想通貨自由貿易を承認
オーストラリア国民が仮想通貨に非常に惹かれていることを考えると、オーストラリアは大きな財政的変化を経験している。
仮想通貨採用の波に続き、アンドリュー・ブラッグ(Andrew Bragg)上院議員ほか複数上院議員は仮想商取引について彼らの意見を述べている。ブラッグ上院議員は、その使用がどれほど優れているかについてのレポートを提出することにより、オーストラリアでの仮想通貨取引を規制している。しかし、同国の規制当局は、国内での仮想通貨への承認・不承認に対応していない。