Onecoinから後継された、新たな詐欺スキームが蔓延する可能性
過去最悪のポンジスキームOneCoin（ワンコイン）の後継者と噂されるOneLinkは、新しい投資家を騙すために新たな詐欺のスキームを計画しているようだ。このOneLinkという名前の新しい詐欺は、世界中で40億ドルを狙ったとされるOneCoin Ponzi詐欺と同じような構造の詐欺スキームを利用しているとのことだ。
Ruja Ignatova氏によって開始されたOneCoinは、世界中の多くの仮想通貨愛好家を騙し、逃亡した詐欺の張本人であるIgnatova氏を除いて、世界中で合計98人が起訴された事件である。しかし、詐欺を計画したIgnatova氏の身柄はまだ追跡できておらず、今回の新しい詐欺のスキームにも関わっている可能性があるため、投資家はOneLink Ponzi詐欺に警戒が高まっている状況だ。
また、元々OneCoinを運営していたSimon Le氏が現在Onelinkを率いており、新しいエンティティは「onelinknetwork」ドメインによって運営されており、2020年3月5日に登録されている。これは興味深いことに、Le氏は経営トップの一部であり、OneCoinの実権を握っており、会社のオフィスが当局によって襲撃されていたときでさえ、この計画を推進し続けた。Le氏 は現在逃走中であり、米国当局の引き渡しの努力はまだ実を結ぶには至っていないようだ。
新たなOneLink Ponzi詐欺は、製品やサービスではなく、参加者は詐欺のアフィリエイトプログラムを宣伝することにより、新しい参加者が参加するたびに報酬が受け取れる仕組みになっている。残念ながら、Le氏は新しい詐欺でOneCoinの被害者を標的にしており、多くの投資家が詐欺で数百ドルを失っていることから、彼らに古いOneCoinアカウントを使用して参加し、新しいスキームで報酬を獲得させるように仕向けることを計画しているようだ。
