X社、クリエイター報酬の支払いにステーブルコインUSDC導入を検討

X社がクリエイター報酬にUSDC導入を検討

米国のX社が、コンテンツクリエイターへの報酬支払い手段としてステーブルコインの導入を協議していることが明らかになった。

日本語訳:
イーロン・マスクのX、クリエイターへの支払いにステーブルコインを検討中!
CoinDeskによると、イーロン・マスク氏のXは、CircleのUSDCのようなステーブルコインを使用して、インフルエンサーやコンテンツプロバイダーのアップロードに対するロイヤルティを支払うことを検討している。計画に…

候補としてはCircle(サークル)社が発行する「USDC」などが浮上しており、実現すれば国境を越えた報酬還元のあり方を一変させる可能性がある。Xはこれまで運用してきた「収益分配プログラム」を9月7日で終了し、9月8日より「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」へと移行する。

新システムでは、認証フォロワー数(500人以上)や認証ユーザーからのインプレッション数(過去90日間で50万回以上)などの要件を満たした上で、他者の権利を侵害しない独自の投稿や解説に対して対価が支払われる。

この制度改定のタイミングに伴い、送金コストの削減や速度向上を狙ってステーブルコインの活用が浮上。従来の銀行送金では、特に米国以外のクリエイターに対する手続きの煩雑さや高額な中間手数料が課題とされていた。米ドル連動型トークンを採用すれば、単一のデジタル手段で世界中の受取人へ円滑に送金可能となる。

金融プラットフォーム構想とX Money

今回の取り組みは、イーロン・マスク(Elon Musk)氏が掲げる「エブリシング・アプリ(あらゆる機能を一元化したアプリ)」構想とも合致している。

Xは米国で決済サービス「X Money」を展開しており、口座保有やユーザー間送金、デビットカード機能などを提供している。現在の基盤は既存の銀行インフラに依存しているが、暗号資産分野に知見を持つ人材の登用も進んでおり、Web3技術の統合に向けた地慣らしと見られる。

なお、同氏が率いるSpaceXでも新興国におけるサービス決済の一部でステーブルコインが運用されるなど、関連企業での活用実績は存在する。

導入に向けた課題と展望

ステーブルコイン市場全体の規模が3,000億ドル(約47.7兆円)を突破する中、Meta(メタ)などの他社プラットフォームも一部地域でUSDC決済のテストを実施している。

さらに、米国では連邦レベルでのステーブルコイン規制(GENIUS法など)の整備が進められており、法的な枠組みへの適合も焦点となる。

現時点でX社から公式発表はなく、9月からの新プログラム開始時に即座に対応するか否かを含め、システム構築や資産保護(カストディ)の対応など今後の動向が注目される。

 

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