「Yahoo Finance(米ヤフーファイナンス)」は、ビットコインをはじめとする4種類の仮想通貨を売買取引を開始した。
現在、取引可能な通貨は「Bitcoin(BTC)」、「Ethereum(ETH)」、「Litecoin(LTC)」、「Bitcoin Cash(BCH)」の4種類である。
今回のヤフーファイナンスの発表は、仮想通貨業界からは賛同の声が上がっており、英国コンサルティング企業の創業者「Anthony Phmpliano(アンソニーポンプリアーノ)」は、次のようにコメントしている。
ヤフーファイナンスは、「BTC」、「ETH」、そして「LTC」も取引可能になった。ウイルス(仮想通貨の進出)は広がってきている。
今後もYahoo Financeでの取扱通貨は増えるのではないかと予想され、時価総額上位に位置する「Ripple(XRP」や「Stellar(XLM)」などがリストアップされている。しかし、有価証券問題が解決していないことから、これらの取扱については未だ未定である。
今年4月に「Yahoo! JAPAN」は、子会社である「Zコーポレーション」を通じて、金融庁からの認可を得ている「ビットアルゴ取引所東京(bitARG)」に資本参加を決定して発表した。
Zコーポレーションは、Yahoo! JAPANの前代表取締役社長であった宮坂学氏が代表取締役に就任し、仮想通貨事業やブロックチェーン事業に参加して、グループの持つセキュリティや運営ノウハウを活用していくとのこと。取引所でのサービス開始時期は今年の秋頃を予定しているとのことである。