8月30日、アメリカのシカゴ・オプション取引所(CBOE)が仮想通貨イーサリアム(ETH)の先物取引開始を予定していることが、ビジネスや技術専門のニュースサイト「Business Insider(ビジネスインサイダー)」により報道された。
Cboe is telling market makers that it is close to launching ether futures @BIPrime https://t.co/A3OtihzW4n
— Business Insider (@businessinsider) 2018年8月30日
ビジネスインサイダーによれば、CBOEは2018年末までにイーサリアムの先物取引を、米国最大級の仮想通貨取引所のGemini(ジェミニ)を通じて開始する予定だと述べた。
イーサリアムの先物上場について、アメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、アルトコインの上場ということで慎重になっているがCBOEの幹部は「他の仮想通貨先物取引の開始に向けて基盤が整うのを待っている」と述べている。
これについて、CBOEの社長Chris Concannon(クリスコンカノン)氏は次のように述べた。
先物上場は話は2017年12月のビットコイン以来であるが、イーサリアムの先物上場はイーサリアムの市場に影響がある可能性があるため重要な問題である。
CBOEは既に、2017年12月にビットコインの先物取引を開始している。
先物取引とは、売買について現時点の価格であらかじめ約束をし取引を行うことであり、実際に保有している現物の資産よりも大きい額で取引できる特徴があり、仮想通貨市場に大きな影響を与えるかもしれない。