アブダビで規制対象のデジタル資産サービスを提供へ
Bitcoin Suisse(ビットコイン・スイス)グループの中東子会社BTCS(Middle East)Ltd.は、ADGM(アブダビ・グローバル・マーケット)のFSRA(金融サービス規制当局)からFSP(金融サービス許可)を取得した。
BTCS (Middle East) Ltd. has received its Financial Services Permission (FSP) from the Financial Services Regulatory Authority (FSRA) of Abu Dhabi Global Market (@ADGlobalMarket ). We are now authorized to deliver regulated digital asset financial services to eligible clients,…
— Bitcoin Suisse AG (@BitcoinSuisseAG) July 7, 2026
これにより、同社はUAE(アラブ首長国連邦)で機関投資家やプロフェッショナル顧客向けのデジタル資産サービスを提供できるようになる。
FSP取得で取引・カストディ・ヘッジに対応
スイスの仮想通貨金融サービス企業Bitcoin Suisseは、中東での事業展開を進める一環として、子会社BTCS ME(BTCS Middle East Ltd.)がADGMのFSRAからFSPを取得したと発表した。
同認可は、多段階のライセンス取得プロセスを経て付与されたもので、BTCS MEはUAEの機関投資家およびプロフェッショナル顧客に対し、規制に準拠したデジタル資産金融サービスを提供できるようになる。対象となるサービスには、承認された仮想資産の取引、機関投資家向けカストディ、デジタル資産へのエクスポージャー管理、デリバティブを含むヘッジソリューションなどが含まれる。
Bitcoin Suisseは、複数のデジタル資産市場サイクルにわたる10年以上の経験を持つ。同グループは現在、37億ドル(約6,010.4億円)相当の仮想通貨を保全しており、世界第4位のステーキング事業者としても知られている。BTCS MEは、将来的にトークン化された実物資産へのアクセスを顧客に提供できるよう体制を整えている。
中東での国際成長戦略を加速
今回のFSP取得は、Bitcoin Suisseにとって国際成長戦略の一環と位置づけられている。同社はスイスを代表する仮想通貨金融サービスプロバイダーとしての基盤をもとに、アブダビを含む中東地域での事業拡大を進めている。
BTCS MEのCeyda Majcen CEOは、今回の認可について、同社の国際成長戦略における重要な節目だと述べた。同氏は、10年以上にわたり築いてきたインフラ、リスク管理体制、顧客関係を背景に、UAEで機関投資家向けサービスを提供できることを歓迎している。
ADGMのアルビンド・ラマムルティ(Arvind Ramamurthy)CMDO(最高市場開発責任者)も、Bitcoin SuisseのFSP取得を祝福。同氏は、ADGMへの進出が、規制の明確性や市場アクセス、長期的な成長機会を求める機関投資家を引きつける同地域のデジタル資産エコシステムの成熟を示すものだと説明している。
Bitcoin Suisseは2013年に設立され、機関投資家、デジタル資産財団、ファミリーオフィス、資産運用会社、富裕層向けに、取引、保管、ステーキング、融資などのサービスを提供。同社はツークに本社を置き、スイス、リヒテンシュタイン、UAE、バミューダで200名以上の従業員を擁している。
























