BitmineがETH財務戦略を拡大
Bitmine Immersion Technologies(ビットマイン・イマーション・テクノロジーズ)は、過去1週間で42,197ETHを追加取得し、イーサリアム(Ethereum/ETH)保有量を574万ETH超に拡大した。
仮想通貨、現金、有価証券、戦略的投資を含む同社の総資産は111億ドル(約1.8兆円)を超え、企業によるイーサリアム財務戦略の規模がさらに大きくなっている。
ETH供給量の約4.8%を保有
Bitmineによると、同社のイーサリアム保有量は5,742,237ETHとなり、イーサリアム総供給量の約4.8%に相当する。ETHに加え、同社は206BTC、現金および有価証券、Beast IndustriesとEightco Holdingsへの戦略的投資も保有している。
同社は、ETH総供給量の5%を取得する長期目標を「5%の錬金術」と位置付けており、すでにその95%に到達したとしている。トーマス・トム・リー(Thomas “Tom” Lee)会長は、2026年を通してETHの蓄積を着実に続ける方針を示し、同年中に目標へ到達するとの見通しを述べた。
またリー氏は、投資家の間でCLARITY法案への楽観的な見方が強まっていると指摘した。
仮想通貨に関する規制が明確になれば、金融サービスへのブロックチェーン技術の統合が進み、スマートコントラクト基盤であるイーサリアムの利用拡大につながる可能性があるという。
ステーキング事業でも機関投資家向け展開
Bitmineは、ETHの蓄積だけでなく、機関投資家向けの事業基盤も広げている。同社は2026年6月26日にラッセル1000大型株指数へ組み入れられ、6月にはシリーズA優先株式の公募も完了した。優先株は、NYSE(ニューヨーク証券取引所)でティッカーシンボル「BMNP」として取引されている。
さらに同社は、機関投資家向けステーキングプラットフォーム「MAVAN」を展開している。7月5日時点で、Bitmineは約488万ETHをステーキングしており、年間ステーキング収益は約2億3,500万ドル(約381.5億円)と見込まれている。
Bitmineは現在、企業による仮想通貨保有額でStrategy(ストラテジー)に次ぐ世界第2位、イーサリアム保有量では世界最大規模とされる。ビットコインを主軸にするStrategyとは異なり、同社はETHを主要な財務準備資産とする戦略を進めており、企業による仮想通貨の財務活用モデルとして存在感を高めている。
























