南アフリカ中銀、仮想通貨の規制ルールを画策

南アフリカ中銀、仮想通貨の規制ルールを画策

南アフリカ準備銀行(Sarb)は2014年に開始されたデジタル通貨または、仮想通貨の使用に関する新しい規制ルールを導入することを決定し、クルド・ナイドゥ副首相によると「ルールは来年の第1四半期にも施行される」とのことだ。

これに対して、南アフリカ最大の仮想通貨取引所の一つであるAltCoinTraderの最高経営責任者リチャード・デ・スーザ氏は、FNBの決定に失望した様子を見せているようだ。

南アフリカでは個人や企業が国外に送ることができる金額に制限があり、申請がない場合100万ランドまでであり、特別な申請により、市民は外国投資目的のために国外にさらにR10mまで送金できることになっている。そのため、仮想通貨は南アフリカの国民にとっては重要な国外送金手段になっている側面があるだけに、今回のSarbの決定には失望の声も多い。

仮想通貨への保守的な考えは「投資市場」から敬遠させる要因

南アフリカ最大のブロックチェーンコミュニティであるSA Cryptoは、仮想通貨に対する保守的な規制は南アフリカの革新を妨げるだけでなく、同国への投資を敬遠させる要因になってしまうと指摘。また、仮想通貨の経済成長について次のように述べた。

「仮想通貨市場だけで2,100億ドルの時価総額があり、業界は多くのブロックチェーンおよび仮想通貨関連会社が世界中で引き付けている投資により、進歩的な規制を採用している国で著しい経済成長を促しています。」

仮想通貨はそのボーダレス性により、世界のどこにでも送金する最も人気のある方法となっており、その投資額は国の経済成長にとって大きな要因となっている。

今回発表されたSarbによる仮想通貨規制のルールは、南アフリカの経済に大きな影響を与えるとともに、仮想通貨およびブロックチェーン業界全体に大きな衝撃を与えるものになるだろう。

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