マルタ政府が正式に支援を行う、ブロックチェーンとデジタルイノベーション会議「DELTA Summit」が10月3日から開幕しました。
マルタ政府は、様々な技術を支えるブロックチェーンイニシアチブを常に支持してきました。
さらに、マルタ政府は常に地方分権化を称賛していますが、地方分権化はブロックチェーンを称賛する背後にある概念であると説明しています。
マルタ首相:ジョセフ・マスカット氏も登壇
マルタの首相であるジョセフ・マスカットは、国連総会第73回総会議論での演説で「金銭の不可避な未来」と呼ばれる、いわゆる”仮想通貨が未来のお金になる”ことを提唱しています。
「ブロックチェーンは、悪質なビジネスから良いビジネスをフィルタリングするのに役立つため、クリプトカルトは避けられない金銭的な将来をもたらします。しかし、これらの分散型元帳技術はもっと多くのことを行うことができます。」とジョセフ・マスカット氏は語っています。
サミットについて
「DELTA Summit」は、ブロックチェーン技術をサポート及び促進するためのプラットフォームになることを目指しています。
さらに、ビジネスの視点とその応用について議論するプラットフォームとなる予定です。
マルタ政府はこの首脳会談を機に、マルタを開拓・ブロックチェーンの技術として採用したいと考えています。
このイベントは、展示ステージ、YouStartItステージ、Zestステージの3つのステージで行われます。さらに、イベントの会場はIACCカンファレンスセンター、インターコンチネンタルマルタ、セントジュリアンズ、と全てマルタです。
ディスカッション「マルタ:世界の野望を持つ小さな島国」
1日目は「DELTA Summit」の登壇者の紹介から始まります。
さらに、サミットの「Cryptofriends」からのウェルカムレセプションもあります。「E&S GroupのChristian」 Ellul博士の「マルタ:世界の野望を持つ小さな島国」についてのディスカッションが行われます。
Grahame Salt株主およびFrank Salt不動産グループの取締役からの講演など、Bitcoin Magazine、Forbes&The Merkle、Abdalla Kablan、Entrepreneur and Fintech Expert、Silvio Schembri Parliamentary SecretaryのImogen Heap、Myceliaの創設者、Rachel Wolfson、Crypto Journalistが3日間に渡って続きます。
登壇者には先日マルタへ拠点を移した世界最大級の仮想通貨取引所「Binance」のCEO CZ氏他、仮想通貨業界におけるビッグゲストを揃えてきました。
既に「ブロックチェーン島」と呼ばれるマルタですが、その動きは益々本格的になってきています。