IBM、今年のブロックチェーン関連特許が300%増加

IBM、今年のブロックチェーン関連特許が300%増加

近年のブロックチェーン需要の拡大に伴いたった1年で、IBMはブロックチェーン関連特許の数を300パーセント増加していることが判明した。

IBMは今年、ブロックチェーン分野での取り組みを他のどの会社よりもはるかに拡大しており、現時点でIBMは、バンクオブアメリカ、マスターカード、およびインテルをはるかに上回る約108のアクティブな特許を持っている。

IBM Blockchain部門による国境を越えたペイメントレール開発であるWorld Wireを運営しており、それは現在オンラインでリストされているブロックチェーン関連の仕事のトップの雇用主である。

またIBMのブロックチェーン開発部門の共同創設者であるJohn Wolpertは、Chainlinkを購入したばかりでオラクルを立ち上げようとしているとツイートした。

IBMのブロックチェーン搭載のWorld Wireプラットフォームは、SWIFTの競争相手であると考えられている。

SWIFTは現在、ほとんどの国境を越えた支払いチャネルを担当しているが、今日提供しているものは送金が遅いことで有名である。

SWIFTトランザクションは最大3日かかるのに対し、IBMのWorld Wireはほんの数分でトランザクションを処理することが可能である。

World Wireの普及によりIBMは今後何年にもわたってブロックチェーン業界の主要なプレーヤーになると見込まれている。