WeChatとAlipayが支払いプラットフォーム上での仮想通貨取引をブロック

中国のオンライン決済サービスを提供しているWecahatとAlipayでは、中国当局によるICO及び、仮想通貨に関する規制の発表後、規制に対応していくため活発に動きを見せている。

24日の発表によれば、WeChat及び、Alipayの両者は、中国当局との連携をさらに深め、仮想通貨取引の監視を強めていくとしている。

先週、中国人民銀行と銀行業監督管理員会行を含む、中国国内の5つの最高レベルの規制当局は、ICOにおける仮想通貨関連の資金調達や仮想通貨取引に関し、警告を発していた。

WeChatの運営を行っているテンセント社は、規制に関するニュースの後、問題となっているICO及び、仮想通貨に関連するすべてのプラットフォームを規制するため、3つの施策を打ち出すことを発表した。

施策の具体的な内容は、仮想通貨取引のためのWeChat Payの利用禁止、毎日の取引をリアルタイムで監視する。また不審な取引に対するリスク評価の3点を行っていくと述べている。

また北京を拠点とるBJ Newsのインタビューで、Alipayを運営するAlibabaグループのAnt Financialは、状況に応じだが、仮想通貨取引に関与するAlipayの個人口座の制限及び、利用禁止とする可能性についても述べている。

運営の見解

運営の椎木

wechatやalipayはそのうち仮想通貨事業に乗り出してきそうだが、微小という日本で言う代理店販売が中国でも横行しえいるみたいです。

それの規制の為の施策だと思いますが、そもそもこの2つは支払いサービスであるため、わざわざ仮想通貨を取り入れなくても十分に中国では普及しているサービスです。

今後のこの企業達が参入しくるタイミングは別の形だと思います。

規制はかけてきますが、どこにかけているかを注意深く見て、どこに仮想通貨を開発するための資金が流れているのかをみたほうが投資するのであれば有効だと思います。

規制のニュースは多いですが、確実に技術は進歩していますし、資金の流入は増えています。市場全体のお金は減っているようにみえますが、仮想通貨の企業に入ってきているお金はどんどん増えています。実需は、仮想通貨市場全体の何十倍もあると言われています。今後dApssなどがでてくることには、誰にでも見える形になってくるでしょう。