押収仮想通貨4600万ドル不正流用容疑で政府請負業者関係者を拘束

米連邦保安官局の押収仮想通貨を巡る不正流用事件を象徴する、手錠をかけられた人物と現金やデジタルウォレットのイメージ

米連邦保安官局資産を巡りカリブ海で国際合同逮捕

USMS(米・連邦保安官局)が管理する4,600万ドル(約73億円)相当の仮想通貨を不正流用した疑いで、政府請負業者に関係するジョン・ダギタ(John Daghita)容疑者(21)がカリブ海のセント・マーチン島で逮捕された。

日本語訳:
昨夜、米国連邦保安官局から4,600万ドル以上の仮想通貨を盗んだとされる米国政府の請負業者、ジョン・ダギタが、フランス国家憲兵隊の最高エリート戦術部隊と…

FBI(米連邦捜査局)長官カシュ・パテル(Kash Patel)氏が発表した。捜査はFBI(米国連邦捜査局)とフランス当局の連携により実施された。同容疑者は、バージニア州の請負業者コマンド・サービス&サポート社に勤務していたとされる。同社は刑事事件で押収されたデジタル資産の管理業務に関与しており、当局はこの業務を通じて政府管理下の仮想通貨ウォレットへアクセスした可能性を調べている。具体的な手法は明らかにされていないが、疑惑は2024年後半に遡る。

ブロックチェーン調査者ZachXBTは、同容疑者に関連するとされるウォレットに約3,630万ドル(約57.6億円)相当の12,540ETHが保有されていたと当局に報告した。また、2025年後半には6,300万ドル(約100億円)超の流入が確認されたアドレスがあり、資金は米政府の押収ウォレットに関連している可能性が指摘されている。

当局は、同容疑者が父親ディーン・ダギタ(Dean Daghita)氏の会社との関係を通じて資金へ不正アクセスした可能性についても捜査している。

FBIと仏当局が合同で作戦実施

FBIによると、逮捕はセント・マーチン島警察およびフランス国家憲兵隊重大犯罪対策国際協力チームとグアドループのフランス国家憲兵隊介入グループの協力のもと行われた。

公開された写真には、プール脇で手錠をかけられた容疑者や現金とハードドライブが入ったスーツケースが写っており、パテル長官は次のように述べている。

FBIは国際的なパートナーと24時間体制で活動を続け、どこに隠れていようとも、米国の納税者を騙そうとする者を追跡し、逮捕し、裁判にかける。

今回の事件は、刑事事件で押収された仮想通貨を管理するUSMSの体制にも波紋を広げている。当局は容疑者の米国への引き渡しを求める見通しだ。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム