Zcashが緊急ネットワークアップグレード後にOrchardのバグを修正

Zcashのセキュリティ修正とネットワークアップグレードを表現した仮想通貨イメージ

Orchardの脆弱性発見を受け緊急対応を実施

Zcash(ジーキャッシュ)は、最新のプライバシープール「Orchard(オーチャード)」で発見された重大な脆弱性に対応するため、緊急ネットワークアップグレードを実施した。

日本語訳:
Zebra4.5.3および5.0.0:緊急ソフトフォークとNU6.2のアクティベーション
Zebra5.0.0がリリースされました。すべてのノードオペレーターは今すぐアップグレードしてください。NU6.2がアクティベートされ、回路が修正されたOrchardが再有効化されました。ZECの総供給量は全体を通して無傷であることが確認されています。

開発チームは一時的にOrchardの機能を停止した後、修正版の回路を導入して機能を復旧させた。財団によると、この脆弱性が悪用された証拠は確認されておらず、資金の損失やユーザーのプライバシーへの影響、不正な価値創造も確認されていない


緊急アップグレードでOrchardを復旧
今回の問題は、Orchardのゼロ知識証明回路に存在していた脆弱性に起因するもので、この脆弱性は、プール内で不正な状態遷移を引き起こす可能性があり、発見後は開発者、マイナー、取引所、ノード運営者が連携して対応を進めた。

Zcash財団によると、脆弱性は2026年5月29日に独立系セキュリティ研究者のテイラー・ホーンビー(Taylor Hornby)氏がShielded Labs(シールデッド・ラボ)の監査中に発見した。その後、ZODL(Zcash Open Development Lab)のエンジニアが問題を確認し、開発者、マイナー、取引所、ノード運営者と連携しながら修正作業を進めた。

対応は2段階で実施された。まずZebra 4.5.3によってOrchard機能を一時的に無効化し、脆弱性の悪用を防止。その後、Zebra 5.0.0でNU6.2アップグレードを有効化し、回路を修正したうえでOrchardを再開した。財団は、Transparent(トランスパレント)およびZcashネットワークの大規模アップグレードSapling(サプリング)の取引機能は継続して利用可能だったとしている。

一時的な混乱の中でもZECは上昇

アップグレード期間中、一部のブロックエクスプローラーではZcashのブロック生成が停止したように表示されたことから、ネットワーク停止を懸念する声が広がった。

しかし、コミュニティ関係者はチェーン自体は稼働を続けており、エクスプローラー側のノード更新や再同期が影響していたと説明している。ZODLに所属する貢献者のタチアナ(Tatiana)氏は、マイナーが新しいコンセンサスルールへ移行する過程でネットワークが一時的に不安定になったものの、その後は安定性を回復したと述べた。また、ZODL創設者のジョシュ・スウィハート(Josh Swihart)氏は、今回の対応を「Zcash史上最も野心的なネットワークアップグレード」と評価している。

こうした一時的な混乱にもかかわらず、ZECは堅調な値動きを維持した。報道時点では24時間で5%から10%超上昇し、600ドル(約96,000円)前後で推移している。市場全体が下落する中でも上昇を続けており、過去30日間では53%を超える上昇率を記録したとされる。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム