アメリカのニュース通信社「CNBC」のアナリストであるブライアン・ケリー氏は23日、アメリカ大手ニュース通信社「CNBC」のインタビューにて、仮想通貨ビットコインETF(上場投資信託)の承認が早くても来年2月である可能性の高いと予測したことが明らかとなった。
With the SEC reviewing its decisions on #bitcoin ETFs, @BKBrianKelly breaks down when the #crypto funds could finally come to market. pic.twitter.com/LQtj2BQisE
— CNBC’s Fast Money (@CNBCFastMoney) 2018年8月23日
ケリー氏がこのような予想をした背景には、8月22日に米国証券取引委員会(SEC)が合計9件のビットコインのETF申請を却下していたことが挙げられている。
ETFとは、日本で言えば日経平均株価のように証券取引所で売買が行える、上場している投資信託のことであり、ETFの承認には、政府当局に許可を得なければならず、仮想通貨関連のETFの未解決の規制問題について現在、議論がされている。
ビットコインの先物に関しては、2017年12月にアメリカのシカゴ・オプション取引所「CBOE」とシカゴ・マーカンタイル取引所「CME」で開始されているが、現在のビットコインの先物は浸透していないと述べている。