Pump.fun、法廷闘争で40億ドル規模のトークンローンチは再び延期へ

Pump.funのカプセルをモチーフにしたデジタルイラスト。法的リスクを示唆するデザイン。

法的問題を理由にPump.funによるトークンローンチは再び延期へ

ミームコインローンチパッドのPump.funは、法的問題とソーシャルメディアの禁止措置を受け、トークンローンチを再び延期した。

日本語訳:
独占情報:当初6月25日に予定されていたPumpfunトークンのオークションと上場は、再び延期され、7月中旬の開催が予定されています。事情に詳しい情報筋によると、Pumpfunが昨年末にトークンの発行とオークションの計画を開始して以来、イベントは複数回延期されていました。Pumpfunトークンオークションの価値は40億ドルと推定されています。さらに、Pumpfunチームは、さまざまな仮想通貨ファンドへのトークン割り当てを積極的に販売しています。

2025年6月20日(金曜日)、ソラナ(Solana/SOL)ベースのミームコインローンチパッドPump.funがトークンセールを再び延期するとの報じられた。当初6月25日に予定されていた同プラットフォームは、40億ドル(約5,890億円)の評価額で10億ドル(約1,472.5億円)の調達を計画していた。

仮想通貨ジャーナリストのコリン・ウー(Colin Wu)氏によると、チームはオークションを7月中旬に開催する計画という。同チームは、トークンローンチの計画は2024年に開始されたものの、ローンチは既に何度も延期されており、Pump.funは今回の延期についての明確な理由を明らかにしていないが、複数の法域で法的問題が山積している時期と重なっているのが現状だ。

Pump.funの法的問題

Pump.funは、複数の法域で法的問題に直面しており、その中には注目すべき集団訴訟も含まれているという。

2025年1月15日、バーウィック法律事務所(Burwick Law)はPump.funに対し、未登録の証券取引所として機能し、市場操作に関与したとして集団訴訟を提起している。この訴訟では、Pump.funが自社の利益のためにトークン価格を人為的につり上げ、その操作によって投資家に多大な損失をもたらしたと主張している。同法律事務所の創設者であるマックス・バーウィック(Max Burwick)氏は、このプロジェクトを「マルチ商法詐欺の究極進化形」と称しており、困窮する個人を食い物にしていると非難した。

さらに、2月には、Burwick Lawとウルフ・ポッパー法律事務所(Wolf Popper LLP)も知的財産権侵害の疑いで差し止め命令を提出。Pump.funでユーザーが生成したミームコインは、個人または企業の知的財産権を侵害する可能性のあるロゴや名前を頻繁に使用している。

これらの法的状況により、コミュニティは警戒を強めており、6月16日、XはPump.funとその創設者のアカウントを停止し、数日後に復活させている。XもPump.funも説明をしていないものの、今回の件は孤立したものではなく、他の複数の仮想通貨プラットフォームもアカウントを一時的に停止されている。それでも、Pump.funのアカウント停止が、現在進行中の法的問題に直接関連しているかどうかは現段階では不明だ。

 

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