12日、仮想通貨ビットコイン考案者の1人として噂されているニック・サボ氏は、ビットコインのETF(上場投資信託)が承認されるには問題が多いと、自信のTwitterで述べている。
ETFとは、日本で例えると日経平均株価や東証株価指数に連動するものであり、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託である。
米国証券取引委員会(SEC)にビットコインのETF承認が上昇の要素という見方が多い中でニック・サボ氏は対局的な意見を述べている。
ニック・サボ氏は以下のように述べた。
I for one am not lobbying for an ETF or for Wall Street-managed money in general. It might cause more problems than it’s worth. The recent sell-off by dumb money has or soon will deprecate many opinionated know-nothings in this space. We don’t need new ones to take their place. https://t.co/s7OxZt9IrJ
— Nick Szabo⚡️ (@NickSzabo4) 2018年8月12日
私はETFに対して活動を行っていない。また基本的に米国証券取引委員会が管理する証券はこのようなことはしない。
米国証券取引委員会は7月末に、世界最大のビットコイン保持者である「ウィンクルボス兄弟」のETF申請を拒否している。また8月にも、ビットコイン先物取引を扱っているアメリカの大手取引所CBOE(シカゴ・オプション取引所)のETF申請を9月末まで延期すると発表し、ビットコインは大きく下落した。
SECとは公平な市場を実現する機関であり、SECの目的は「米国資本市場・証券市場で投資家を保護すること」である。
SECは6月に、ビットコインやイーサリアムは有価証券ではないともコメントしている。