中国共産党「ブロックチェーン技術と用途について」が記載された書籍を出版

8月13日、中国共産党新聞網(CPC)は、第4次産業革命を牽引する革新的な技術である「ブロックチェーン技術」の内容と、その技術の利用用途が記載されている書籍の出版を発表した。

ブロックチェーンとは、ビットコインなどの中心となる取引データの技術のことを指し、取引自体を「トランザクション」という。このトランザクションをまとめた物のことをブロックチェーンと呼ぶ。

現在の一般的な管理方法は、特定のユーザーまたは企業などが管理を行っているが(中央集権型)、ブロックチェーンはデータを分散させており、データはユーザー全体で管理を行う仕組みであり、この技術を「分散型台帳技術」と呼ぶ。

ブロックチェーン技術を使用して作られたインターネット上の通貨であるビットコインなどの売買やブロックチェーンに記録されている全ての取引履歴は、「Blockchain.info」のサイトを確認することで、だれでも確認できる。

中国政府はブロックチェーンや分散型台帳技術を導入することで政府当局を支援していくとし、中国全体でこの技術を使用していくことを検討してる。