ゲームストップ(GameStop)、初のビットコイン購入で4,710BTC取得

ゲームストップが初のビットコイン購入で4,710BTC取得

ゲームストップは、仮想通貨を財務戦略に組み込むための戦略的転換の一環として、4,710ビットコイン(Bitcoin/BTC)取得を発表した。

日本語訳:
GameStopは4,710ビットコインを購入しました。

米国のビデオゲーム小売大手ゲームストップは2025年5月28日(水曜日)、同社公式Xアカウントを通じて4,710ビットコインを取得した事を発表。財務戦略の一環としてデジタル資産を取り入れる上場企業のリストに正式に加わった。なお、当初同社はBTC購入のために13億ドルを調達する計画を3月に発表していたが、転換社債を通じて15億ドル(約2177.8億円)を調達している。

ただし、同社は5月28日付のSECへの提出書類において、保有するビットコインの平均購入価格を開示していない。同書類によると、この私募は2030年満期の無利子転換社債で構成され、当初購入者が2億ドルの追加社債を取得するオプションを完全行使していた。

BTCへのエクスポージャーからも大きな恩恵を受ける可能性

同社はBTCへのエクスポージャーからも大きな恩恵を受けると予想されており、Strategyがビットコインモデルを採用して以降、MSTRの株価が記録したパフォーマンスと同様のパフォーマンスを記録している。

Xの投稿で、市場専門家のアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏は、このビットコイン購入についてコメントし、個人投資家を熱狂させるだろうと述べている。一方、今回の買収により、GameStopはすでにBTC保有量で第13位の上場企業となり、4,264BTCを保有するSemler Scientific(セムラー・サイエンティフィック)をわずかに上回った。

ビットコイン購入は企業の間で起こっているトレンド

2020年8月に初のビットコイン買収をしたマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏のストラテジー(Strategy、※旧マイクロストラテジー)に続き、企業の間で起こっているトレンドの最新のものである。

日本でもメタプラネット(Metaplanet)社がBTC保有量を増やし続けているほか、当NEXTMONEYの特集記事「トランプ・メディア・グループが方針転換、ビットコインに25億ドルを投資」でも報じたように、トランプ大統領のトゥルース・ソーシャル・プラットフォームを所有するTMTG(Trump Media & Technology Group:トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ)は、BTC購入報道を否定していたが、方針転換により、ビットコイン購入のために25億ドル(約3,610億円)の資金調達をしたことを認めた。

 

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