10日、シンガポールを拠点とするVC(ベンチャーキャピタル)「ゴールデン・ゲート・ベンチャーズ」は、仮想通貨とブロックチェーンのスタートアップ(立ち上げ段階)企業向けに約11億円のファンド(運用)会社「LunaX」を設立すると国際ニュース通信社「ロイター」が報道した。当ファンド会社は、仮想通貨取引所などの初期段階にある世界中のスタートアップ企業に投資する。ファンドのパートナーには「個人投資家」や、設立してから10年以上の「金融企業」などが参加するとのこと。
当社は2011年以来、アジアの7ヶ国で数十社に投資を行ってきた。投資を行ったジャンルは「決済」「Eコマース」「モバイルアプリ」「SaaS(サース)」などである。仮想通貨の中では、「Omise(オミセ)」にも投資を行っている。
オミセ社はオンライン決済ができるサービスを提供している会社であり、仮想通貨OmiseGo(オミセゴー)を開発している。OmiseGoは現在時価総額20位で、主に東南アジアで決済を媒介する通貨として使用される通貨である。
この通貨は決済アプリをリリースが完了しており、既に日本やタイでOmiseGoを使用することができる。
ベンチャーキャピタルは、ICOの一般投資家の流れが終わった後から動きが活発になってきました。最近のICOでも、良いプロジェクトにはほぼVCがついており、プレで終了してしまうことがほとんどです。この流れは世界各地で起きていますが、中でも中国のVCは活発です。有名なVCや成功しているプロジェクトに投資しているVCを一つの指標として投資する投資家も出てくるくらいです。実際に多額の資金がVCからプロジェクトチームに入っています。
実際、目には見えにくい資金の為に、相場の価格には表れてきませんが確実に伸びてきます。
VCの動きには、2018年下半期もかなり注目をしていきたいと思います。