ニューヨークに本社に置く世界有数の金融サービス「JPモルガン」のCEO「Jamie Dimon(ジェイミー ダイモン)」は「将来ブロックチェーン技術は使用されていく」とアメリカの経済雑誌「Harvard Business Review(ハーバードビジネス)」のインタビューに答えた。
Dimon氏はインタビューの中で、以下のように述べた。
クレジットカード決済を簡単に行える「Paypal」アメリカの個人間送金アプリ「Venmo」中国のモバイル決済アプリ「Alipay」などの、「法定通貨払いのアプリ」と「ブロックチェーン技術」はJPモルガンの脅威となる可能性がある。これらの企業は「我々のビジネスに多大な破壊力を持つ」
さらに、ブロックチェーンについて触れ、
「ブロックチェーン技術は本物であり、今後ブロックチェーン技術をテストしていき様々ことに利用していく」とし、ブロックチェーン技術に関しては肯定的なようだ。
仮想通貨について質問を受けた際、
仮想通貨は法律で定められている金や法定通貨と同じではない。仮想通貨にはこれ以上触れるべきではない。
と仮想通貨に対しては、否定的な見解を示した。
既存の中央集権的にビジネスのトップにいる層からみれば、非中央集権的な仮想通貨は相当な脅威となってくるでしょう。
ただ同社は仮想通貨についてかなり大きな投資をしているので、期待は取材からも見て取れる。
誰が見てもブロックチェーンの技術は発展していくようにしか見えない中で、懐疑的な意見を出している人たちは、自分たちの利権を剥奪されるのが怖いのでしょうか。
ブロックチェーンの技術を活かすことによって、より良いサービスができるようになってくると思います。