ドイツテレコム、ビットコインマイニング戦略を発表も詳細は非公開

ドイツテレコムがビットコインマイニング戦略を発表

ドイツの通信会社ドイツテレコム(Deutsche Telekom)のチームリーダーであるダーク・ローダー(Dirk Roder)氏は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)マイニング戦略を発表した事がわかった。

日本語訳:
T-Mobile Deutsche Telekomはビットコインノードとライトニングノードを実行しており、ビットコインのマイニングを開始します。
生きててなんて素晴らしい時代だろう。

ドイツの通信会社ドイツテレコムの子会社であるT-Mobileはビットコインマイニングを計画。この戦略的決定は、ヨーロッパ最大のビットコインイベントの1つであるBTCプラハで、ドイツテレコムのWeb3インフラストラクチャーおよびソリューション責任者である同氏によって発表された。

ビットコイン愛好家のダニエル・センペレ・ピコ(Daniel Sempere Pico)氏がXを通じて共有したビデオによると、ローダー氏はドイツテレコムのビットコインへのアプローチの進化について語っている。2022年に同社は、ビットコインを重視していなかったものの、2024年に同プラットフォームはビットコインをマイニングする予定で、ローダー氏は次のように述べている。

2023年からビットコインノードを運用しており、ビットコインライトニングノードも運用しています。まもなくデジタル通貨の光合成に取り組むというちょっとした秘密をお伝えしたいと思います。

ビットコイン支持者として知られるジョエル・ナカモト(Joel Nakamoto)氏がローダー氏にT-Mobileはビットコインをマイニングしているか尋ねると、ローダー氏は「やります!」と返答。今回の発表は、ビットコインマイニング業界がエネルギー消費や環境への影響に関する懸念など、さまざまな課題に直面している時期に行われており、同社のリソースとテクノロジーの専門知識を考えると、ドイツテレコムのこの分野への参入は、より持続可能で効率的なマイニング慣行につながる可能性がある。

ドイツテレコムとPolygonのパートナーシップ

T-Mobileがビットコインマイニングを開始するという画期的な動きは、同プラットフォームの仮想通貨運用とサービスが大幅に拡大していることを示すものである。

2023年に同プラットフォームがポリゴン(Polygon)と提携したことで、ドイツテレコムはWeb3セクターの積極的な参加者となり、この統合によって同社はポリゴンのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)ネットワークの検証者の1つとなった。また、この提携により、同社はブロックチェーン技術の可能性を活用することにも役立っている。しかし、ローダー氏は同社の計画についてあまり詳細を明らかにしておらず、ビットコインマイニングの開始予定日はまだ明らかにされていない事から、今展開がT-Mobileに与える影響について今後も見守る必要がある。

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