Hut8はビットコイン高騰で32%の収益増加を報告
大手仮想通貨マイイング企業のHut8（ハット8）は、過去 6カ月間の結果に関するレポートを発表し、32%の収益増加を報告した。
同社公式発表によると、2023年12月31日（日曜日）までの 6 カ月間で収益が6,060万ドル（約91.7億円）に増加し、1年前の4,600万ドルから増加したと報告した。Hut8の財務報告ハイライトには、収益が32%増加し、純利益が620万ドル（約9.4億円）と大幅に増加したことが含まれる。
ビットコイン（Bitcoin/BTC）のマイニングコストは18,815ドル（約285万円）で、同社はこの期間中に1,244BTCをマイニングしており、1年前は1,273BTCと大きな変わりはない。また、MWh（ミリワットアワー）あたりのエネルギーコストは44.52ドル（約6,740円）で、エネルギーコスト管理の効率性を反映しており、同報告書の中で同社は次のように述べている。
これを念頭に置き、当社は事業全体の売上高の増加とコスト削減の推進に引き続き注力していきます。
ビットコインアンカーズHut8ホールディングス
同社のバランスシートの強さはビットコイン保有に明らかであり、2023年12月31日時点で9,195ビットコインの価値は3億8,810万ドル（約587.5億円）に相当している。
この資産基盤は同社に大きな市場価値と将来の収益の可能性をもたらしている。米国のスポットビットコインETF（上場投資信託）が機関投資家や個人投資家をビットコインに引き寄せたことで、ビットコインは2024年初から着実な成長を見せている。今年初め以降、世界初であり今でも主要な仮想通貨の価格は60%上昇し、3月初旬にはBTCは史上最高値を更新し、7万ドルを超えている。なお、2024年3月29日6時半時点でのビットコイン価格は、1BTC=10,717,874円（70806ドル）前後で推移しており、前日同時刻比+8.08%、の上昇、時価総額は210兆円を超えており、（※CoinMarketCap調べ）最も価値のある仮想通貨が銀を追い越して世界で8番目に大きい資産となった。
