Googleはビットコインデータを検索エンジンのインデックス作成に統合

Googleはビットコインデータを検索エンジンのインデックス作成に統合

Googleは、ビットコインデータを検索エンジンに統合し、暗号機能を拡張することで、仮想通貨の世界に大きく飛躍した事が分かった。

NEW: Google has recently started indexing #Bitcoin data into their search engine 👀

Huge Development 👏 pic.twitter.com/hIAJfLkYXh

— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) March 28, 2024

同社は、ビットコインデータを検索エンジンに直接統合することで、仮想通貨の世界で大きな進歩を遂げており、この動きは、主要仮想通貨であるビットコイン（Bitcoin/BTC）のアクセスしやすさと可視性に重大な影響を及ぼす。Googleのインデックス作成には、ビットコインと、Arbitrum（アービトラム）、Avalanche（アバランチ）、Optimism（オプティミズム）、Polygon（ポリゴン）、Fantom（ファントム）の5つのEVM（イーサリアム仮想マシン）互換ネットワークが含まれている。

ビットコインデータをGoogle検索エンジンに統合することで、ユーザーが仮想通貨に関するリアルタイムの情報を求めるプロセスが簡素化されることから、仮想通貨ユーザーにとっても今回の動きによって恩恵を受けられる。このアクセスしやすさは、最新データに基づいて情報に基づいた意思決定を行う投資家や愛好家にとって特に重要で、簡単な検索クエリを通じてビットコインの価格、市場動向、ニュース記事を簡単に入手できる。そのため、ユーザーはこれまでよりも効率的に仮想通貨市場の動向について最新情報を得られると期待されている。

Googleはイーサリアムネームサービスとの暗号化統合を拡大

ビットコインデータの統合と並行して、Google はENS（イーサリアムネームサービス）と統合することで、仮想通貨ドメインでの存在感を拡大した。

この拡張は、仮想通貨ユーザー、特にイーサリアム（Ethereum/ETH）取引に携わるユーザーの可視性とアクセシビリティーの強化を目的としている。ENS ドメインを検索機能に組み込むことで、Google は仮想通貨エコシステムのサポートへの取り組みをさらに強化する。当初、ユーザーは Google検索エンジンを通じて特定のパブリックアドレスを検索し、ウォレットの残高を直接表示できたが、最近の機能拡張により、ENSドメインが追加され、ユーザーは重要な仮想通貨情報にさらにアクセスできるようになった。ただし、一部のユーザーは可用性の変動を報告しており、シームレスな統合にはユーザーエクスペリエンスの潜在的な改善が必要であることを示唆している。

2024年3月29日6時半時点でのビットコイン（Bitcoin/BTC）価格は、1BTC=10,717,874円（70,806ドル）前後で推移しており、前日同時刻比+8.08%、の上昇、時価総額は210兆円を超えており、（※CoinMarketCap調べ）24時間の取引高は273億ドル（約4.1兆円）に達しており、仮想通貨市場におけるビットコインの重要性が改めて浮き彫りとなっている。