取引所OKEx、マルタ証券取引所と共同でセキュリティトークン取引所「OKMSX」を設立
中国の大手仮想通貨取引所である「OKEx」は今月の19日、マルタ証券取引所(MSE)と共同で新たなセキュリティトークン取引所「OKMSX」を設立することを発表しました。
この共同設立に関しては、すでに両方ともに基本合意書に合意したと発表されており、2019年第1四半期にマルタ諸島にてプラットフォームをスタートする予定です。
取引所OKExは現在、中国の大手仮想通貨取引所であり、世界でもトップクラスの人気を誇る取引所バイナンスに続いて、2位の取引量を誇る仮想通貨取引所であり、1日の取引量は約1000億円以上を記録しています。
今回の取引所プラットフォーム「OKMSX」では、セキュリティートークンや顧客のデューデリジェンスに特化したプラットフォームを構築・開発を行う予定です。
また、Neufund(ニューファンド)CEOであるZoe Adamovicz(ゾーイ・アダモヴィチ)氏は次のように説明しています。
「この提携の目的は、世界で最初の規制された分散型グローバル証券取引所を開設することだ」
マルタでは、マルタに拠点を置くパラディウム社がアメリカの大手取引所ビットレックスなどと提携し、世界初となるinitial convertible coin offering(ICCO)を実施や、マルタ諸島内閣が、仮想通貨とブロックチェーン技術に関連する3つの法案を承認するなど、仮想通貨に関する発展が急激に進んでいます。