BAYCとアクシー（Axie）が大規模トークンのロック解除を計画
先駆的なメタバース プロジェクトであるBAYC（Bored Ape Yacht Club）と アクシー・インフィニティ（Axie Infinity）は、今後数週間以内に大規模なトークンのロック解除を計画していることが分かった。
トークンアンロック（Token Unlocks）のデータによると、BAYCはエイプコイン（ApeCoin/APE）の現在の時価総額5億3,000万ドル（約776億円）の11%に相当するトークンを放出する一方、アクシーインフィニティ（Axie Infinity/AXS）は時価総額の11.2%を放出する予定とのこと。BAYC のトークンロック解除の一環として、5,850 万ドル（約85.6億円）相当の2億1,200万APEトークンが9月16日にリリースされる。
トークン受け取りの詳細
M&MsやACミランフットボールクラブを含む、この立ち上げの協力パートナーは、3,800 万ドル（約55.6億円）に相当する合計4,090万APEトークンを受け取ることが見込まれている。
なお、Yuga Labs の創設者であるグレッグ・ソラノ（Greg Solano）氏とワイリー・アロノウ（Wylie Aronow）氏は、総額320万ドル（約4.7億円）相当のAPEトークンを受け取る。さらに、APE トークンの割り当てを見ると、ApeのDAO財務省はAPEで1,060万ドル（約15.5億円）を受け取り、Yuga Labsは600万ドル（約8.7億円）を受け取る。
アクシー・インフィニティは、BAYCの動きの翌月、現在の時価総額6億3,100万ドル（約924億円）の11.2%に相当するトークンのロック解除する予定だ。これは、10月20日に予定されている、累計価値7,100万ドル（約104億円）に相当する1,480万AXSトークンのリリースに相当する。アクシーチームは2,780万ドル（約40億円）を受け取り、ステーキング報酬とPlay-To-Earはそれぞれ1,600万ドル（約23.4億円）を受け取る。
仮想通貨市場はこれらの展開に対してさまざまな反応を示しており、コインゲッコー（CoinGecko）によると、APEは過去24時間で3%増加したが、AXSはわずかな減少で1%下落にとどまっている。
今週のトークンがアンロックされる
他の注目すべきプロジェクトでも、重要なトークンのロックが解除される予定だ。
分散型デリバティブ取引所dYdXは、循環供給量の3.8%に相当する1,390万ドル（約20億円）相当の650万トークンをリリース。同時に、レイヤー2プラットフォームのオプティミズム（Optimism）は、3,440 万ドル（約50億円）相当の2,410万OPトークンをリリースし、8月29日にリリースされる計画。さらに、ヘデラ（Hedera/HBAR）は、8月末日に時価総額18億ドル（約2635.6億円）の3.5%に相当する6,460万ドル（約94.5億円）の巨額資金を解放を目指している。
