K-POPガールズユニットTripleSがブロックチェーンベースアルバムを発売
ブロックチェーンベースの女性K-PopユニットtripleS（トリプルS）は、初のサブユニットアルバムリリースからわずか2週間で、そのトップトラック「ジェネレーション」は YouTubeで2,800 万回以上再生されたことが分かった。
tripleS official「Acid Angel from Asia.SSS ‘Generation’ Official MV」より動画引用
韓国を拠点とするガールズユニットtripleSは、ブロックチェーンを使用して、音楽とNFT（非代替性トークン）を組み合わせた。グループメンバーは定期的にローテーションし、サブユニットを形成し、NFTを保持するファンからの投票に基づいてソロ活動をしていくとのこと。NFT所有者は、グループのどのメンバーが次のサブユニットに所属するかについて「重力」と呼ばれるプロセスを介して投票し、限定コンテンツも受け取る。tripleSのコンセプトは、メンバーそれぞれが特殊能力「S」を持ち、力を合わせて「ディメンション」を介してその能力を発揮するというもの。季節ごとに新しいコンセプトが生まれる。
3週間で2,800万回再生
最初のサブユニットのタイトルは「Acid Angel」で、10月28日にデビューアルバム「Access」をリリースし、キム ユヨン、キム ナギョン、チョン ヘリン、コン ユビンのボーカルをフィーチャーした。
同アルバムは3週間も経たないうちにYouTube再生回数が2,800万回以上再生され、Spotify経由で500万回以上ストリーミングされている。また、デビューアルバムは米国、メキシコ、トルコのiTuneK-POPアルバムチャートで1位を記録し、カナダでは同チャートで9位にランクインした。
デビュー アルバムは、Access、Rolex、Charla、Dimension、+82、Generation の 6 曲で構成されており、後者のトラックは、インターネットのない世界を知らなかった、いわゆる「スマートフォン世代」で育った人々にとって現実とデジタル間のあいまいな境界線に焦点を当てている。ビデオの最後では、tripleXの2番目のサブユニット+(KR)ystal Eyes が、まもなくリリースされるグループのセカンドアルバムをほのめかす姿が映し出されている。
Acid Angel’s Accessの成功により、tripleSのYouTube加入者数も急増。同様に、Twitterフォロワー数も急増し、Instagramのフォロワー数は10倍にまで急増し、TikTokでは、1カ月で7倍にファンを増やしている。
Sandboxメタバースを通じてファンとのふれあい
tripleSの作成者であるModhausは、グループのブロックチェーン要素を強化し、多くのWeb3.0エンティティと提携して宣伝し、K-popメディアを通じてテクノロジーの採用を増やしている。
TripleSの作品にアクセスする方法の1つは、Modhausがファンエンゲージメントのためのソーシャルハブを作成したThe Sandboxとして知られるメタバースを介することだ。そこでファンは、ウェアラブル、アバター、デジタルコレクションで構成されるTripleS NFTを入手し、グループのサブユニットのパフォーマンスを仮想的に見ることができる。さらに、Modhausは、Ancient 8、League of Kingdoms、GuildFi などの人気GameFiコミュニティ内でTripleSを促進することを計画しているとのことだ。
