Uniswapが1億6,500万ドルの資金調達で評価額が16.6億ドルに
分散型仮想通貨取引所ユニスワップUniswapの親会社であるUniswap Labsは、シリーズBの資金調達ラウンドで1億6,500万ドル(約234.5億円)を調達し、その評価額は16億6,000万ドルになった事を発表した。
1/ We’re proud to announce that we’ve raised $165 million in Series B funding to bring the powerful simplicity of Uniswap to even more people across the world 🦄🍾https://t.co/ChilydWOEO
— Uniswap Labs 🦄 (@Uniswap) October 13, 2022
シリーズBの資金調達で1億6,500万ドルを調達したことを発表できることを誇りに思います。
同ラウンドはPolychain Capitalが主導し、米国のトップVC企業であるa16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)、仮想通貨とブロックチェーンに特化したVCのParadigm(パラダイム)、スタートアップ企業を主な対象としたVC のSV Angelなどが参加。現在、同社はWeb3、DeFi、NFT市場向けのソリューションを拡大を目指している。
Uniswap LabsがシリーズB資金調達ラウンドで1億6,500万ドルを調達
Uniswap Labsは10月13日(木曜日)に発信されたツイートで、シリーズBの資金調達で1億6,500万ドルを調達したと述べている。
Uniswapのシンプルさを世界中に拡大することに重点を置いているUniswap Labsは、現在、16億6,000万ドルの価値を持つユニコーン企業だ。同社は以前、Polychain Capitalやシンガポールの政府系ファンドを含む複数の投資家がUniswap Labsの資金調達ラウンドに関心を示していることを発表。シリーズBの資金調達には、a16z crypto、Paradigm、SV Angel、Variant などの既存の投資家も参加している。
Uniswap Labsは、a16zとParadigmが率いる2020年8月のシリーズA資金調達ラウンドで1,100万ドル(約16億円)を調達しており、Uniswapプロトコルの発明者であるヘイデン・アダムス(Hayden Adams)氏は次のように語っている。
私たちにとって、業界はそれ自体を証明し始めており、特に多くの集中型インフラストラクチャーが失敗し、多くの分散型エンティティが普及したこの弱気市場で、その価値を見いだしています。
なお、Uniswap財団は、分散型Uniswapエコシステムの成長をサポートしており、今後数年間でコミュニティプロジェクトに少なくとも6,000万ドル(約88.6億円)の助成金を提供する予定とのこと。一方、同社は Web3、DeFi、および NFT 市場により多くのソリューションを提供を目指しており、ユーザーにとって、よりシンプルで安全なユーザーエクスペリエンスを作成することを目標にしているという。