ヒュンダイ(現代自動車)が限定版NFTを販売
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ(現代自動車)は、自動車メーカー初となるNFT(非代替性トークン)を発売する事が分かった。
韓国の自動車大手メーカーであるヒュンダイは、NFT市場に参入した初の自動車メーカーになり、NFTブランドMetaKongzと共同で30の限定デジタルグッズを発売するとのこと。また、同社は、「メタモビリティユニバース」を描いた映画を公開。この映画は、「メタコング」のゴリラキャラクターが地球から月へと移動し、モビリティ(可動性、流動性)の機会が時間と空間をどのように超越できるかを表しているとのこと。また、同映画は5月に発売される流れ星型のNFTを感じさせるものとなっているとのこと。同社は、映画公開を祝うため、30個限定NFTを発行しており、ヒュンダイのグローバル最高マーケティング責任者であるトーマス・スキームラ(Thomas Schemera)氏は次のように語った。
ヒュンダイNFTユニバースは、特にMZ世代で、ヒュンダイブランドのエクスペリエンスをまったく新しい方法で拡張し、現実世界とメタバースの両方でのイノベーションへの取り組みをさらに強化します。独自のNFTを通じて「メタモビリティ」を紹介し、この旅を「メタコング」から始めることに非常に興奮しています。
フェラーリとマクラーレン
NFT市場に参入した自動車メーカーと言えば、フェラーリとマクラーレンで、当NEXTMONEYの特集記事「アルファロメオのハイブリッド新型モデル車に初のNFTが付属」、「フェラーリがNFTファームベラスネットワークと複数年契約を締結」、「マクラーレンレーシングがテゾスをタップしてNFTプラットフォームを発売」でも報じている。
スイスのハイテク企業であるVelas Network AGの(Farhad Shagulyamov)CEO(最高経営責任者)は、フェラーリを「卓越性のアイコン」と表現し、両社によるコラボレーションは自然な動きであると意見を述べている。さらに、マクラーレンレーシングは、テゾスブロックチェーンでデジタルアートコレクションを立ち上げることで流行に加わり、初のNFTドロップは、コレクターが購入できるMCL35M2021フォーミュラ1レースカーのさまざまなパーツを特徴としていた。