ネスレが初のNFTをチャリティーに寄付
ネスレは初のNFT(非代替性トークン)を、中東および北アフリカ(MENA地域)でのTRIX®Globe朝食用シリアルブランドの発売を記念して、Opensea.ioにてリリースした事が分かった。
TRIX®Globeは、3月18日(金曜日)からすでに販売されており、5月13日(金曜日)まで2つのNFTのみ限定シリーズで販売されるとのこと。なお、収益の100%がチャリティーに寄付されるとのことで、購入に際しては、『NESTLEBreakfastCerealsarabia』にアクセスして入札可能とのことだ。
NFTオークションの収益は全額寄付
ネスレ朝食用シリアルブランド発売記念NFT「TRIX®Globe」に際し、同社エミリエン・メスキーダ(Emilien Mesquida)ビジネスエグゼクティブオフィサーは次のように述べている。
『Better Lives』の約束に沿って、人道主義の目的に向けた地域で最初のブロックチェーンベースのイニシアチブを開始し、TRIXNFTオークションの全額をエミレーツレッドクレセントに寄付します。
NFTは、アート、音楽、ゲーム内アイテム、ビデオなどの実世界のオブジェクトを表すデジタルアセットであり、NFTはオンラインで売買され、多くの場合仮想通貨で販売され、通常、多くの仮想通貨と同じ基盤となるソフトウェアでエンコードされている。
TRIX®は、6つのフルーティーな風味を象徴した朝食用シリアルで、全粒穀物がベースとなって作られており、カルシウム、亜鉛、ビタミンB群の供給源として食されている。また、TRIX®は、「楽しさを朝食に戻す」ことを目的とした伝統的な朝食用シリアルブランドである。ブランドのマスコットである「TRIX®Rabbit」は、1950年代にさかのぼる朝食用シリアルの世界のアイコンで、現在も愛されているキャラクターとして知られている。