ピカソ相続人が今までにないセラミック家宝のNFTを販売

ピカソがNFT市場に登場

20世紀の有名なスペイン人アーティスト、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の相続人マリナ・ピカソ(Marina Picasso)氏は、これまで公にしてこなかったピカソの陶芸作品の1つである1,010点のデジタルアート作品を販売することで、NFTオークションにかけられる事がわかった。

ピカソの孫娘にあたるマリナ・ピカソ氏とマリナ氏の息子(ピカソのひ孫)フロリアン・ピカソ(Florian Picasso)氏は、スイス・ジュネーブで、祖先ピカソ氏の遺作をオークションにて販売。そこでマリナ氏とフロリアン氏は、NFT(非代替性トークン)に投資し、関心の波に乗ることを目指しているとのこと。同氏らのプロモーターによると、ピカソはグランドマスターのゲームへの参入をマークすると予想されている。

NFT市場と歴史ある美術世界の架け橋に

経済学の専門用語では、NFTは1対1で交換できる資産であり、デジタルアートなどで提供されるその他のほとんどすべてのもの(オーディオファイル、ビデオクリップ、アニメーションステッカー、オンラインなど)に添付できる真正性のデジタル証明書である。今回のNFT販売に際し、フロリアン氏は次のように語っている。

私たちは、NFTの世界と美術の世界の間に架け橋を築こうとしています。

ピカソの子孫は、これまで家族の家宝としてピカソ氏の遺作を守ってきた。マリナ氏は、大切な陶器の作品について、マリナ氏の幼少時代、1958年10月に作られた事を明かし、次のように語っている。

それは顔を表す作品であり、非常に表現力豊かです。それは、うれしさ、幸せ、人生を表しています。私たちの人生、私たちの親密な人生、つまり私の子供たちとの人生の一部であったオブジェクトの1つです。

NFTピカソは、NEXTMONEYが1月26日(水曜日)付けの特集記事「ビートルズとジョン・レノンの音楽史がNFTとして販売」で報じた、ビートルズコレクションがついにiTunesに掲載されたときのように、大きな衝撃をNFT市場にもたらしている。今回NFTピカソの販売開始に際し、遺族とそのビジネスマネージャーは、目的はピカソファンの若いコミュニティを作ることだと語っている。

なお、収益の一部は寄付され、一部は看護師不足を克服することを目的とした慈善団体に、もう1つは大気中の炭素の削減を支援したい非政府組織に寄付されるとのこと。

ビートルズとジョン・レノンの音楽史がNFTとして販売

2022.01.26

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