バイナンスがジャージー諸島で仮想通貨取引所開設を計画
大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)が11日、チャネル諸島のジャージー島でデジタル産業を代表する独立系組織「Digital Jersey(デジタル・ジャージー)」と覚書を締結したことが明らかにしました。
両者は、覚書に沿ってジャージー島のコンプライアンス基盤を整備し、仮想通貨取引所の開設を目指すとしています。
デジタル産業を担う独立系組織 Digital Jersey(デジタル・ジャージー)は今後、バイナンスと協力しジャージー島で成長しているブロックチェーンについて全面的にサポートしてくようです。
サポート内容はトレーニングなど、イニシアティブを提供していく予定で、デジタル・ジャージー側はマネーロンダリング規制の遵守に関して討議を行い、ライセンス交付と地元の銀行関係の確立に向けてサポートするとしています。
ジャージー島政府とジャージー金融サービス委員会は、金融テクノロジーの分野におけるブロックチェーン技術の開発と、同諸島の地元の人材育成に関してデジタル・ジャージーを支援する予定といいます。
さらにデジタル・ジャージーのCEOである Tony Moretta(トニー・モレッタ)氏は次のように述べました。
我々は、管轄区域に適用される一般的な高水準の規制から逸脱することなく、革新的な仮想通貨ビジネスのために許容されたサンドボックスを提供することができる。Binanceと協力して、ジャージー島に仮想通貨取引所開設とコンプライアンス機能の整備していくことを期待している。
Jersey(ジャージー島)は、イギリス海峡南部にあるチャネル諸島の最大の島です。
以前にも金融テクノロジーに関するブロックチェーンのスタートアップ関連の教育プログラムを提供するためバミューダ政府と締結。さらに、東アフリカ諸国の経済発展とブロックチェーンの発展を支援するためにウガンダのブロックチェーン組織クリプトサバンナと提携しています。
他の国は、スピードが遅く全くついていけてないようです。
なかなかない新市場の発展を見据えて、日本の取引所も頑張って欲しいです。
まずは、使う側のリテラシーを上げていきましょう。