ジミー・ウェールズ氏が最初のウィキペディアをNFTとしてオークションに

ウィキペディア初編集をNFTオークションに

ウィキペディアの創設者であるジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏は、ウィキペディア初のサイト編集をNFT(非代替性トークン)としてオークションにかけていることが分かった。

NFTには、ウェールズ氏による最初の編集が含まれていると宣伝されているが、より正確には、ウィキペディアサイトの元の状態が含まれており、オークションページには「Hello、World!」は、ウィキペディアの共同創設者であるジミー・ウェールズが、2001年1月15日にサイトを立ち上げた後、サイトのホームページに最初に編集したものであると説明されている。

NFTオークションにかけられているコンテンツはここで確認でき、このサイトは、その日の午後6時29分に見られたウィキペディアのミラーがホストされている。なお、このアイテムは、「The Birth of Wikipedia(ウィキペディアの誕生)」というタイトルのオークションの一部であり、ウェールズ氏がサイト作成で使用したデスクトップコンピューターでのiMacG3も含まれている。

オークションはChristie’s(クリスティーズ)経由で行われ、12月3日(金曜日)から12月15日(水曜日)まで開催され、これまでのところ、iMac(A Strawberry iMac)は2,800ドル(約318,000円)の入札を集めている。なお、売却による収益は、ウェールズ氏のソーシャルネットワークであるWT.Socialへの資金提供に充てられ、同プロジェクトは、広告収入とコンテンツアルゴリズムを寄付とコンテンツの選択に置き換えることを目的としているという。

他の技術リーダーがNFTを作成

ウェールズのNFTセールは、テクノロジーリーダーによる以前の2つのオークションに似ている。

2021年6月、当NEXTMONEYの6月16日付特集記事「サザビーズがワールドワイドウェブのソースコードをNFTとして競売」で報じたようにティム・バーナーズリー(Tim Berners-Lee)氏により、サザビーズで540万ドル(約6億1,400万円)の売り上げを通じ、ワールドワイドウェブ(www)のソースコードをNFTとしてオークションにかけている。さらに、その3カ月前にあたる3月には、「ジャック・ドーシー、史上初ツイートの収益NFTをアフリカ救済チャリティーへ」、「Twitterジャック・ドーシーCEO、史上初ツイートのNFTを290万ドルで売却」で報じたように、Twitterの共同創設者で元CEOのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏は、初のツイートをNFTとして290万ドル(約3億2,900万円)で販売した。当時、ウェールズ氏はiMacの販売について冗談交じりに語っており、NFTとは異なり、「それは本物であり、私はそれをあなたに届けることができた」と述べていた。

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