イーロン・マスクのなりすまし、仮想通貨詐欺で数百万を盗んだことが判明

イーロン・マスク氏のなりすまし被害が200万ドルを越える

FTC(米国連邦取引委員会)が発表した最新の分析によると、テスラ社のイーロン・マスク(Elon Musk)氏のなりすましは、2020年10月以降、仮想通貨投資詐欺を使用して200万ドル(約2億2,000万円)以上を盗んでいたことが明らかになった。

FTCによると、盗難は「ギブアウェイ詐欺」を使用して行われて居たことが判明。このギブアウェイ詐欺とは、詐欺師が仮想通貨分野における有名人などを装い、消費者のデジタルウォレットから送信される仮想通貨の量を即座に増やすと謳い、仮想通貨を特定のウォレットに送金させる手口をいう。FTCのレポートによると、2020年10月以降、2020年の第4四半期と2021年の第1四半期に7,000人近くの消費者が仮想通貨投資詐欺で8,000万ドル(約87億円)以上を失ったと報告されており、この数字は前年度同時期の約12倍にのぼるとのこと。消費者から報告された損失の平均損失額は約1,900ドル(約20万円)で、前年同期と比較して約1,000%増加していることも明らかになった。

年代別で被害が事なる

FTCによると、20~49歳の消費者は、仮想通貨投資詐欺でお金を失ったと報告する可能性が、それ以上の年齢層の5倍以上で、FTCのデータがカバーする6カ月の間に、20代と30代の消費者は、他のどの形態の詐欺よりも多くのお金を投資詐欺で失い、投資詐欺の損失の半分以上が仮想通貨で失われている事が分かった。

しかし一方で、50歳以上の人々が仮想通貨投資詐欺でお金を失ったと報告する可能性は低かったものの、この層が詐欺でお金を失った際、20~49歳の消費者の損失より高く、平均損失額は3,250ドル(約35蔓延)と報告されている。

詐欺師はオンラインデートを使用して人々を仮想通貨投資詐欺に引き込むなど年々巧妙化しており、2020年10月以降にロマンス詐欺で失ったと報告されたお金の約20%が仮想通貨を送金していたことも判明している。ここ数カ月間、ビットコインの上昇とボラティリティ、およびドージコインのような代替仮想通貨の最近の上昇に貢献しており、数多くの仮想通貨プロジェクトが生まれている。それらに乗じて、このような仮想通貨関連投資詐欺が頻発していることから、仮想通貨投資家はそのプロジェクトが本当に信用できるのかしっかりと見極めなければならない。