Coinbase、記録的な収益を報告とDogecoinのリストを発表

Coinbaseが記録的な収益報告とドージコインリストを発表

Nasdaqに上場し、ますます勢いをつけている仮想通貨取引所Coinbaseと、今最も注目を集めていると言っても過言ではない仮想通貨のドージコイン(Dogecoin/DOGE)の新たなコラボが発表され、Coinbaseがドージコインをリストしたほか、前期より収益が急増した事が分かった。

Coinbaseは18億ドル(約1,968億円)の収益、2020年の第4四半期より5億8500万ドル(約639億円)、1年前の結果より1億9100万ドル(約208億円)多いと発表した。

これらの数字の多くは、仮想通貨への関心の高まりによって推進されており、5,600万人居ると言われている同社ユーザーと、610万件の月間取引により、Coinbaseはプラットフォーム上で行われるすべての取引によって発生する料金の恩恵を受けている事による結果であると述べている。また、Coinbaseの株価は、ポジティブな結果を受け、時間外取引セッションで3%上昇している。しかし、IRS(米国内国歳入庁)とDOJ(米国司法省)による大手仮想通貨取引所Binanceの調査の可能性に対する警戒感がトレーダーの緊張を高め、株価は6.5%の下落という結果を招いた。

Coinbaseは、米国を代表する仮想通貨取引所で、トレーディングプラットフォーム、ウォレット、カストディサービス、ブロックチェーン分析サービスと、総合的なサービスを手掛ける取引所である。

Coinbaseがイーロン・マスク氏とDogecoinを月に送る

また、Coinbaseは同じレポートで、約6〜8週間の期間でドージコインをリストすると発表した。

この決定は、堅実なファンダメンタルズ(※1)を備えた深刻なプロジェクトのみをリストした企業としての以前のイメージとはまったく対照的で、Coinbaseのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)CEO(最高経営責任者)は次のように述べている。

(※1)ファンダメンタルズ(fundamentals)とは、国や企業の経済活動状況を示す基礎的な要因のことで、GDP(経済成長率)や雇用統計、物価指数、国際収支などの経済指標から読み取れ、企業の場合は、業績、財務状況などで判断します。株価や為替の動向を予想する基礎的なデータを指す。また、株価を動かす要因となるファンダメンタルズを分析することを「ファンダメンタル分析」と呼ぶ。(三井住友DSアセットマネジメントより

競合他社は、現在サポートしていない大量の取引量と時価総額の増加を経験している特定の仮想通貨をサポートしているだけでなく、私たちが提供していない新しい製品やサービスを提供しています。

ただし、Coinbaseだけがドージコインを支持している会社ではない。Dogecoinは、唯一無二の“Dogefather”であるTesla社のイーロン・マスク(Elon Musk)氏の行動からの恩恵を大きく受けている。の理由として、当NEXTMONEYの特集記事「テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる」で報じているように、テスラ社はビットコインの支払い受け入れをやめると発表している。

このニュースは、仮想通貨市場で一般的なクラッシュを引き起こしたが、マスク氏がネットワークの効率を高めるためにDogecoin開発者と協力していると発表した5月14日(金曜日)付けツイートの後、Dogecoinは大幅な下落をせずにすんでいる。

テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる

2021.05.13

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