SEC米国証券取引委員会は仮想通貨スキーム実行の疑いで所有者を提訴

SECが仮想通貨詐欺を実行したとして所有者を提訴

SEC(米証券取引委員会)、ポンジスキームのような仮想通貨スキームを実行したとして、2社とその所有者に対して訴訟を起こしたことが分かった。

両社は 4 年以上運営されており、440 万ドル近くを調達しています。

この訴訟は、Creative Advancement LLC社と、Edelman Blockchain Advisors LLCおよびその所有者であるガブリエル・エデルマン(Gabriel Edelman)容疑者に対するものである。申し立ては、同容疑者が自社を通じて2017年2月から2021年5月までの間、誤った、誤解を招くような声明を使用して、証券を不正に提供および販売したと主張している。SEC は、同容疑者が同4年間で、少なくとも 4 人の投資家から439万ドル(約6.3億円)を調達したと主張している。

見せかけのリターンで投資家をだます

エデルマン容疑者は、これらの資金が仮想通貨に投資され、割引価格で購入されると約束していた。

しかし、SECによると同容疑者は、投資家の資金のほんの一部のみをデジタル資産に投資し、大部分をクレジットカードの支払いや家族への送金などの「個人的な利益」に使用したと主張している。さらに、SECは同容疑者が“ポンジのような”スキームを運用し、初期投資家に新しい投資家の資金の一部を返済し、彼らのこれまで以上に大きな投資を奨励すると主張。SECによる訴訟は、同容疑者が証券詐欺を犯したと主張。裁判所に、ここで主張されている行為、慣行、およびビジネスコースへの関与を永久に制限するよう要求した。

同容疑者は現在スペインに住んでいると主張するSECの訴訟は、ポンジのような動きの 1 つがどのように機能したかを説明。ある投資家が最初に50,000ドル(約700万円)を投資した場合、同容疑者は数カ月以内に75,000ドル(約1千万円)を返し、投資家はその後さら600,000ドル(約8.6千万円ん)を投資。同容疑者は数カ月後に720,000ドル(1億円)を返している。その後投資家は、主張された過去のパフォーマンスと、投資家が15%のリターンを受け取るという同容疑者による約束に基づき、1千万ドル(約1億4,350億円)を投資。同容疑者はその投資家に対して資金を返還しなかったとのことだ。

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