イスラム銀行であるワルバ銀行がメタバースに参入する初の貸し手に

イスラム系ワルバ銀行がメタバース領域に進出

クウェートに本社を置くイスラム銀行であるワルバ銀行(Warba Bank)は、社会的相互作用を中心とした大規模な仮想領域であるメタバースに進出し、中東および北アフリカ地域の最新の銀行となった事が分かった。

イスラムの貸し手にとって初としてWarba Bankは、現在、メタバースに2つのサイトSandboxDecentralandにて所有していることを発表。同銀行の声明によると、この動きは、若くて千年の世代とのワルバのコミュニケーションを増やすことを目的としているとのこと。

デジタル変革のリーダーを目指すワルバ銀行

デジタル変革のリーダーとしての評判を高める取り組みの一環として、同銀行はクライアントと緊密に協力して、仮想現実で自社の製品とサービスを紹介していく予定である。

日本語訳:
クウェートに本拠を置くWarba Bankは、DecentralandおよびSandboxメタバースでの存在を発表しました。

ワルバ銀行は、2010年2月17日に、同国の経済混乱後にクウェート経済を復活させることを目的としたアミリ政令に従って設立された銀行で、2010年4月7日にクウェート中央銀行のイスラム銀行登録簿に登録。クウェートの希望を実現し、彼らの信頼を獲得した銀行で、同銀行のサポートサービスおよび財務担当エグゼクティブバイスプレジデントであるエンワール・バダウィ・アル・ゲイッ(AnwarBadawiAl-Ghaith)氏は、次のように述べている。

ワルバ銀行は、仮想現実でクライアントの近くにいて、製品やサービスを宣伝し、デジタル変革のパイオニアとしてのワルバ銀行の評判を反映した創造的な方法でクライアントとコミュニケーションをとることを目指しています。

アル・ゲイッ氏は、ワルバ銀行が拡張された世界でトレンドセッターになりたいと考えており、若い消費者とその他の市場の両方を支援していることを強調している。

2022年2月8日、現イスラム教徒のためのメタバースイニシアチブが作成され、イスラム教の信念と社会的モラルに触発された最新NFTプロジェクトであるMetaKawnは、現代イスラム教徒の未来のために設計された初のメタバースである。MetaKawnは、多才な起業家オスミー・マアジアーン(Othmane Meziane)氏とマーケティングストラテジストのユセフ・タジ(Youssef Tazi)氏の2人によって共同作成された。

クウェート財務省に仮想通貨への愛情はない

クウェート財務省は、公式で商取引のための仮想通貨を認めておらず、同様に、クウェート中央銀行は、その管轄下にある銀行業界および事業体が仮想通貨取引に従事することを制限している。

インド発の仮想通貨取引所BuyUcoinのシヴァム・タクラル(ShivamThakral)CEO(最高経営責任者)によると、基本的なテクノロジーは同じであり、仮想通貨はメタバースの規制と運用の基本であるため、メタバースと仮想通貨を分離することはできない。

2030年までに、メタバースは世界経済に1.5兆ドル(約204兆2,000億円)の価値をもたらす可能性があるといわれており、価値の大部分は、デジタル通貨の形で実現される可能性がある。そのため、ますます多くの個人が支払い方法として仮想通貨を利用することに慣れてくるにつれて、仮想通貨が主流になり、よりメタバースが含まれる可能性があることを示している可能性がある。

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