NFTボリュームが1月から93%減少=終わりのカウントダウンか

NFTは終焉へ向かっているのか

NFTの取引量は、2021年のブルランで大幅に増加し、2022年の初めまでに、市場は関心が花開くにつれてピークに達し始めていたものの、2022年1月に史上最高を記録した後、減少し始め、6月までにATHから93%減少し、NFTの将来がどこにあるのかという懸念を引き起こしている。

2022年1月までの数カ月に記録された取引量は、強気市場の間にあり、より多くの人々がお金を危険にさらすことをいとわず、イーサリアム(Ethereum/ETH)やソラナ(Solana/SOL)などの仮想通貨価格が上昇していたため、ドルのボリュームが非常に高かったことも注目に値する。

しかし、市場の暴落が起こった6月までに、取引されたNFTのドル価値は急落。すべての市場でのNFT総取引量が1か月で165.7億ドル(約2兆2,566億円)に到達。6月のNFT取引はわずか10億3,000万ドル(約1,402億円)で、これはNFT市場への関心が低下していることを示している。一方、関心が低下しているにもかかわらず新たに立ち上げられるNFTコレクションの数は減速しておらず、2022年5月のおよそ13,000にのぼるコレクションと比較し、6月だけで15,000を超えるNFTコレクションが開始されていることから、新規コレクション数は上昇している。

OpenSeaが支配し続ける

上昇トレンドと下降トレンドを通じて、OpenSeaはNFT取引に関して主導権を維持してきた。

これは、この分野で最初の主要NFT取引プラットフォームとしての地位を確立しており、投資家間で高い支持を得ている。ソラナネットワークなどの他のネットワークの追加も、市場での人気を高めるのに役立っているものの、市場に競争がないことを意味するものではない。NFTプラットフォームLookRareなどの競合他社はOpenSeaから急速に市場シェアを奪い、年初にNFTマーケットプレイスを立ち上げたことで、市場シェアの大部分を奪うことにしばらくの間成功していた。

現在、OpenSeaは、前月に記録されたすべてのNFTボリュームの55%以上を維持。その報酬によって投資家のお気に入りになりつつあるLooksRareは32.45%を占めている。なお、ソラナNFTのNo.1マーケットプレイスであるMagicEdenは、総市場シェアの12.49%を占めている。今後数カ月で取引量はさらに減少すると予想されており、これらのプラットフォームはNFT市場の支配権をめぐる激しい戦いに閉じ込められると予想される。

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