ニュージーランドの仮想通貨取引所Cryptopia、再びハッキングされる

Cryptopiaで再びハッキング

ニュージーランドを拠点とする仮想通貨取引所Cryptopia(クリプトピア)は、2019年のセキュリティ違反によって現在清算中だが、新たなサイバー強盗に見舞われていたことが分かった。

NEXTMONEYの特集記事「【仮想通貨取引所】Cryptopiaの特徴・詳細」、「取引所クリプトピア、1月のハッキング被害で総資産の「9.4%」が盗まれていたことを発表」、「仮想通貨取引所クリプトピア、全てのトレーディングを停止|清算人を採用して破産手続きへ=GOXの不安視」、「仮想通貨取引所クリプトピア、裁判判決でユーザーへ預金資産を分配へ」でもCryptopia に関するハッキング事件を当サイトは追跡・特集で報じている。2019年にニュージーランドを拠点にしていた仮想通貨取引所Cryptopiaは、同年1月14日に発生したサイバー攻撃を公開しました。最初の攻撃の時点で、攻撃者は約3,000万米ドル相当の仮想通貨が流出している。

再度ハッキングされた

このハッキング事件で現在、同取引所は清算中だが、全ての手続きが終了しないまま、再びハッキングされた。地元のニュースサイトStuffによると、債権者である米国企業Stakenetは、2月1日にステークネット(Stakenet/XSN)約500万円相当がコールドウォレットから送金されたと警告されている。

なお、2回目のハッキングの時点で、ウォレットには約2,000万円相当のXSNが含まれていたとのことだ。同取引所は、2020年5月に清算され、デビッド・ゲンダル(David Gendall)ニュージーランド高等裁判所の裁判官は、2020年4月8日に、Cryptopiaの残りの仮想通貨資産の所有権は同取引所ではなくアカウント所有者に割り当てられると裁定している。