UnifiFarmsベータ版、Unifiプロトコルでローンチ

UnifiFarmsがベータ版をUnifiプロトコルでローンチ

UnifiFarmsベータ版がUnifiプロトコルでローンチしたことが分かった。

2月26日(金曜日)、UnifiプロトコルはUnifiファームの立ち上げを発表した。同ファームの注目点は、必要な流動性トークンの賭けがない点である。Unifi Farms V1のパブリックベータリリースは、1つや2つではなく、6つの異なるブロックチェーンで同時に行われる。発表に際して同ファームは次のようにコメントを寄せた。

Unifiは、BinanceスマートチェーンでのUnifiFarmsV1パブリックベータ版のリリース発表ができることを誇りに思います。

Unifiプロトコルは、他のDeFiプロジェクトのクローンではない事でも広く知られており、非常にユニークなイノベーションが生まれており、昔ながらのDeFiファームに比べ、いくつかの利点が注目されている。最も革命的なものになると予想されているのが、必要な流動性トークンの賭けがない点である。

ステーキングなしのファーミング

イーサリアムの高いネットワーク料金が、流動性プロバイダーが獲得するファーミング報酬に大きな影響を与えることに誰もが同意している。Binanceスマートチェーンのような低コストのネットワークでも、ネットワーク料金はファーミングのメリットを減らすコストとなる。

大半のファームに参加するには、
1. 流動性の提供
2. ファームに流動性トークンを賭ける
3. 報酬の請求
4. 流動性トークンをアンステークする
5. 流動性トークンを元の流動性に戻す
少なくともこれら5つのネットワーク料金を支払わなけれなばならない。

しかし、Unifi Farmは
1. 流動性を提供
2. 流動性トークンを流動性に交換
以上2つのネットワーク料金のみとなる。Unifi Farmの特典は、いつでも何度でも請求できるが、追加のネットワーク料金が必要で、Unifiではオプション扱いとなっており、流動性を取り除くまで報酬を増やすことを選択可能だ。これによって追加のネットワークコストなしで、報酬が自動的に請求される仕組みというわけだ。

流動性トークンを賭ける最大リスクとは

流動性トークンを賭ける最大のリスクは、トークンがウォレットを離れてDeFiプラットフォームの契約に進むことである。これにより、デジタル資産は高いリスクにさらされる。Unifi Farmsでは、流動性プロバイダーのトークンを賭ける必要はまったくなく、可能な限り最高の場所である自分のウォレットにとどまれる。流動性トークンを取得せず、管理することも、譲渡または紛失することも、盗まれる可能性もない。

Unifiに流動性を預けると、そのペアの取引手数料の一部が獲得され、Unifi Farmsを利用すれば、追加のステーキングアクションを必要とせず、さらに収益を上げることが可能だ。流動性は自動的に利用可能なファーミング報酬の対象となる。

なお、Unifi Farmsの最初のパブリックベータリリースは、非常に近い将来に開始される予定だ。

その際、2週間のみ実行されるプロモーションイベントが開催される。現時点では、将来のサポートが発表される可能性はあるものの、このプロモーションイベント以外のファーミング報酬に対するUnifiからのコミットメントはない。