アーノルド・シュワルツェネッガー、仮想通貨には投資しない

アーノルド・シュワルツェネッガー氏は仮想通貨に投資しない

アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)元カリフォルニア州知事は、ビットコインやその他の仮想通貨に投資していないことを明らかにした。

ボディビルから転身し、人気俳優へと駆けあがっていったシュワルツェネッガー氏は、自分が理解していないことに投資しないという点で、ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏のようだと自身を例え述べている。バークシャーハサウェイ(Berkshire Hathaway)のバフェットCEO(最高経営責任者)は、ビットコインは「rat poison squared(殺鼠剤の二乗」」だと考えているという。

分からないことには投資しないと断言したシュワルツェネッガー氏

「ターミネーター」で世界的人気スターの名誉を手に入れたシュワルツェネッガー氏は、5月6日(木曜日)のニューヨークタイムズ(New York Times)のインタビューの中でビットコインについて話し、ビットコインに関して、元カリフォルニア州知事は次のように述べた。

いいえ、私は仮想通貨に投資しません。私はウォーレンバフェットのようです。わからないことには投資しません。

バフェット氏は、彼の「能力の輪」の中で活動していることでよく知られています。一方のシュワルツェネッガー氏は、何年にもわたってバフェット氏に何度かアドバイスを求めて来た経緯がある。2003年にカリフォルニア州知事の選挙運動を行った際には、バフェット氏はシュワルツェネッガー氏の上級財務および経済顧問にった程、シュワルツェネッガー氏はバフェット氏の経済知識を信頼している。シュワルツェネッガー氏は以前、バフェット氏を「史上最大の投資家、私のメンター、そして私のヒーロー」と表現したうえで次のように語っている。

ウォーレンはビジネス上の問題に対する常識的なアプローチと比類のない誠実さを持っています。それは私が統治にアプローチしたいのと同じ方法で、ウォーレンはいつもそれをそのまま伝えます。

今月初め、バフェット氏とマンガー氏は、バークシャーハサウェイ社の年次株主総会でビットコインについてコメントを求められ、その際バフェット氏はビットコインを長く愛する投資家を動揺させたくない思いから、仮想通貨について直接コメントすることを避けていた。