匿名性通貨Vergeが再びハッキングに

匿名性通貨Vergeが再びハッキングに

匿名制通貨として有名な仮想通貨Verge(ヴァージ)のブロックチェーン上で新たなハッキングが発生しました。

今回のハッキングは、3時間の間に約3500万XVG(約175万ドル)を抜き取ったようです。

日本円にして約2億円もの仮想通貨が今回の事件によって盗まれています。

ヴァージは4月にもハッキングされておりヴァージ開発チームにハードフォークをさせる寸前までの事態となりました。

ハッキング手法はこの4月のハッキングと同じ手法で行われており、同じアルゴリズムを使用して複数のブロックを秘密裏に1秒間隔で生成しています。

モナコインと同様にPOW(プルーフオブワークス)のアルゴリズムのハッシュパワーの問題が浮き彫りになっています。

51%攻撃によってハッカーや悪意のある第3者に不正な取引を行われる状況は今後も多くのPOWの仮想通貨で発生するかと予想されます。

運営の見解

運営の堀口
MONAの件に続き、Vergeも狙われました。

PoWの欠点が浮き彫りになったことで、今後もハッシュパワーの低いアルトコインが狙われる可能性が高まっています。

この動きも懸念されてか、仮想通貨市場全体が下落しています。

しかし、この騒動はBitcoinのドミナンスを回復させているキッカケになっており、マイナーが戻りつつあることも事実です。

今後もPoWの課題として語られることになりそうですが、それに伴いBitcoinの潜在的な価値が高まる結果に繋がっていくでしょう。

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