EOS(イオス)メインネットローンチ終了後に必ずやっておかなくてはいけないこと

EOSメインネット終了後に必ずやること

全世界から注目されている市場最高額の資金調達をした暗号通貨であるEOS(イオス)がメインネットローンチをしました。

メインネットローンチの方法もそうですが、日本語で説明されているものが少なく、またEOS公式の見解が第三者に依存しているため、少し複雑になっています。

EOSメインネットローンチ詳細はこちら

EOS(イオス)メインネットローンチ詳細・対応方法 / Ethereum(イーサリアム)を凌駕する期待の仮想通貨 / トークンスワップ対応

2018.05.25

EOSアクティベーション

今回は、EOSがイーサリアムのERC20から切り離されて、アクティベーションされるまでの流れを書いていきます。

EOSは下記のように公式ページで発表しています。

以下引用(公式から)
Block.one is a software company and is producing the EOSIO software as free, open source software. This software may enable those who deploy it to launch a blockchain or decentralized applications with the features described above. block.one will not be launching a public blockchain based on the EOSIO software. It will be the sole responsibility of third parties and the community and those who wish to become block producers to implement the features and/or provide the services described above as they see fit. Block.one does not guarantee that anyone will implement such features or provide such services or that the EOSIO software will be adopted and deployed in any way.

結論から言うとBlock.one(EOSをICOした組織)はEOS公式でのウォレットなどは作らないようです。

そして、第三者の開発者と各地域のコミュニティがEOS.ioのソフトウェアを使用し起動するのを待ってください、というような内容になってます。

なので、公式や各取引からの発表があるまでは、対応取引所に預けておくのが最善策 ”となります。

自分でMEW(マイイーサウォレット )や、メタマスクなどで紐づけしている方は、そのままプライベートキーをどこにも入れずに待つしかありません。

一度今回のEOSメインネットローンチの流れをおさらいしてみましょう。

  1. EMLGの結成
    2018年5月25日に EMLG(EOS Mainnet Launch Group)は、メインネットを提供するということをコミットして作られました。
  2. トークンの凍結
    EOSトークン(ERC-20)の配布は6月1日に終了しました。(UTC22:59:59)
    トークン配布終了後から23時間後にすべてのトークンが凍結されました。
    凍結終了後、メインネットがローンチのプロセスに移行します。(EOSトークンを持っているETHアドレスに公開鍵をペアで生成して紐づけされます。)
  3. メインネット起動
    ブロック開発者からソフトウェアが公開され、メインネットが起動します。
発表があるまでは、ハッキングや詐欺にあいやすいので、秘密鍵は絶対にインポートしないでください。
信頼できるブロック開発者(少なくても5つ)が合同で声明を発表したのちに秘密鍵をインポートすることをお勧めします。
簡単に説明すると信頼できる第三者が5人以上ウォレットを作成した時点で秘密鍵をインポートしましょう!

ブロックプロデューサーの候補は以下から見ることができます。
https://bp.eosgo.io/

ローンチの概要

  1. スナップショットと起動の確認:EMLGと第三者が起動プロセスを開始する(スナップショットを取得し確認する)
  2. テスト:EMLGと第三者が、スナップショットファイルに従って、トークンをロードし、ソフトウェアがうまく動くことを確認する
  3. 確認:プライベートキーをインポートして投票が安全かどうかを確認する
  4. アクティベーション:EOSメインネットが実行されます。

アクティベーションにはEOS保有者の15%がプライベートキーを入れて、投票をしないとアクティベーションされません。

EOSのアクティベーションまでは、以上のような流れと概要になっています。

現状、EOSを保有している方は、メインネットローンチに対応している取引所に保管するか、MEWかメタマスクなどのETHウォレットに紐づけをして対応しているかと思います。

信頼できる5つのブロックプロデューサーが公式に安全に使えることを発表するまでは、今のまま保管しておくのがベストです。

対応取引所でも、都度進捗は報告してくれると思います。

対応取引所に預けている方は、先日取り上げたAirDrop(エアドロップ)のトークンは受け取ることはできませんが、EOSトークンはアクティベーションされた形で自動的に受け取ることができます。

当メディアでも、新しい展開がありましたらご連絡いたします。

分からないところがありましたら、コメント欄にお願い致します。