ウィンクルボスのGemin、ゲームとDeFiの需要増加で7銘柄のトークンを上場

Geminiが7銘柄を新たに追加

ニューヨークを拠点とする仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)が、7銘柄のトークンを追加した事が分かった。

仮想通貨交換所Geminiが、3月22日(月曜日)、公式ブログおよびツイッターで、トークンのリストを拡大し、分散型ファイナンス(DeFi)、Web3インフラストラクチャー、ゲームおよび非代替トークン(NFT)の世界でのユースケースを含む7銘柄の新しいトークンを追加したことが発表された。

Geminiに追加された7銘柄のトークンは以下の通りだ。

バンコール(Bancor/BNT)
1インチ(1inch/1INCH)
スケール(SKALE /SKL)
グラフ(The Graph/GRT)
ループリング(Loopring/LRC)
サンドボックス(The Sandbox/SAND)
エンジンコイン(Enjin/ENJ)

Geminiは以前、ENJでの保管をサポートしていたものの、今回の発表により、取引も追加される。またそのほかの6銘柄のトークンについては同取引所にとってまったく新規の取扱いとなる。

NFTへの関心の高まりによって上場

イーサリアムベースのエンジンコインは、収集可能なNFTへの関心の高まりによって引き起こされたゲーム関連トークンの需要の全体的な増加の一部として、ここ数週間で劇的な価格上昇が見られている。

DappRadarによると、2月だけでも上位3つのNFT市場での取引量は3億4200万ドル(約372億円)に上る。これら合計の背景には、ゲーム内アイテム、収集品、暗号アートワークが含まれ、SorareやAxieInfinityなどのブロックチェーンベースのゲームではゲーム内アセットの売り上げが急増していることが考えられる。これらは、当NEXTMONEYの特集記事「クリスティアーノロナウドNFTカード、29万ドルの史上最高値で落札」、「パリス・ヒルトン、すでにNFTリリース=ツイッターで喜びをツイート」、「MicrosoftとEnjin、クロスプラットフォームのカスタムNFTをMinecraftに導入」、「Enjin、拡張現実NFTでファッション界に参入へ」でも報じている。

なお、本日の7銘柄のトークンの追加によってGeminiが取引するトークンと仮想通貨の数は合計33銘柄に増え、さらに10銘柄が保管サービス用にサポートされる。

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