分散型取引所SushiSwapの「Sushi.com」ドメイン名をVCが購入

ベンチャーキャピタルFuture FundがSushi.comドメインを購入

仮想通貨投資ファンドのFuture Fundは、イーサリアムベースのDEX(分散型取引所)であるSushiSwapの『Sushi.com』ドメインを取得したことが明らかになった。

Future Fundはこれについて、金曜日の朝Twitterで次のように語っている。

日本語訳)
強力なドメインにより、インターネットトラフィックが大幅に増加し、今後の新しいプロジェクトでSUSHIブランドへの露出が大幅に増加します。

SushiSwapは今月に入って、NEXTMONEYの特集記事「SushiSwap、3カ月で3,000%の大幅上昇|新プロジェクトMISOを発表」で報じているように、過去3カ月間で、取引量と市場価格の面で3,000%の大幅な上昇を記録したことが明らかになったばかりだ。

Sushi.comドメイン購入金額

Future Fundがドメインの取得にいくら支払ったのかについては、現時点で明らかにされていない。

そこで、ドメイン販売のニュースを追跡しているDomainGangの調査報告書によると、2月13日の時点で190万ドルでリストされていたと報告している。これまで、SushiSwapのドメインには「sushiswap.fi」「sushiswapclassic.org」などが使用されており、統一されていない状態であったが、ドメインの獲得により統一される可能性が高く、実際、現公式サイトのアドレスも「https://sushiswapclassic.org/」から「https://www.sushiswap.fi/」へと変更されている。

UniswapのフォークであるSushiSwapは、Ethereumネットワーク上に構築された2番目に取引量を誇るDEXであり、CoinMarketCapの調べによると、仮想通貨時価総額ランキング12位のUniswap に次いで44位にランク利しており、1SUSHI=1,700円前後で推移しており、前日同時刻比-9.75%、1週間で3.46%の上昇、時価総額も2,190億円を超えている。

SushiSwapは今年に入って新たなロードマップを公開しており、Mirin(みりん)と名付けられたバージョンアップ Sushi Protocol v3や、BentoBox(弁当箱)と名付けられた貸付ソリューション、プロトコルガバナンスの完全分散化などを明らかにしたばかりだ。

今回分かったドメインは、現在、Sushiswapホームページにリンクしており、Sushi.comドメインは将来的にプライマリドメイン(※サイトのメインアドレス)になる可能性があり、SushiSwapにとって好材料になると考えられる。

SushiSwap、3カ月で3,000%の大幅上昇|新プロジェクトMISOを発表

2021.02.05