ロビンフッド元責任者がFTX.USのCOOに就任
株取引アプリで大人気の証券会社ロビンフッド(Robinhood)の元仮想通貨部門の責任者であったシナ・ネーダー(Sina Nader)氏が、COO(最高執行責任者)として仮想通貨取引デリバティブFTX.USに参加したことが海外メディアの報道によって判明した。
(※動画引用先:FTXUS Official「FTX US Lift-Off」)
FTX.USのSam Bankman-Fried創設者兼CEO(最高経営責任者)はこのニュースを認め、メディアインタビューに対して次のように述べ、特定の拡張計画が“間もなく”発表されると付け加えた。
ネーダー氏がFTX.USを大幅にスケールアップするのを楽しみにしています
FTX.US とは
サム・バンクマン・フライ(Sam Bankman-Fried)CEO兼創設者率いるFTX.USは、20202年5月にローンチされ
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・パックスゴールド(Pax Gold/PAXG)
・テザー(tethe/USDT)
以上の6銘柄の仮想通貨と米ドルペアでスポット取引を提供している仮想通貨デリバティブ取引所だ。
FinCENのマネーサービスビジネスとして登録された同取引所は、アメリカ・ニューヨークとワシントンを除くほとんどすべての州で運営されており、アメリカ国内で人気の高い仮想通貨取引所だ。CoinMarketCapのデリバティブ取引所ランキングでFTX.USは7位に入っており、20日21時時点の24時間の取引量は580億円の取引量を誇っている。
なお、取引所ローンチの際には、サム・バンクマン-フライド(Sam Bankman-Fried)が今後も取扱い銘柄を増やしていく方針である事をメディアに対して語っている。
ネーダー氏は、FTX.USに参加できることを喜んでおり、今後のプロジェクトなど、やることすべてに対して非常に興奮していると語った。ネーダー氏は、ロビンフッドにはわずか8カ月務めたのみで、就任期間は短いと言える。それ以前には、ニューヨークに拠点を構えるモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)社と、ユニバーサルバンクとして世界的にも知られているクレディ・スイス(Credit Suisse)にて役職を歴任しており、プライベートクリプト投資会社CryptoLux Capitalの元取締役を務めた経歴を持つ人物だ。