ビットフライヤー、ビットコイン取引量で世界トップに
ビットコインの上昇に伴い、大手仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の取引所量と新規登録者数が増加している。
Coinhillsのデータによると、日本、ヨーロッパ、米国でライセンスを取得している仮想通貨取引所ビットフライヤーは、ビットコイン価格の上昇に伴い、過去24時間のビットコイン取引量が121,000BTC(約24億ドル)に増加していることが分かった。公開されている取引量は、世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスやBybit(バイビット)を上回っている。
Coinhillsより画像引用
ビットフライヤーの11月の期間における取引量の増加は、2020年で最も多い取引量を記録しており、Decryptoによると、この取引量増加の背景には、ビットコインの急激な上昇に重要な役割を果たした米国での存在感が確立したことが大きく関係しているようだ。また、bitFlyer USA COOであるJoel Edgerton氏は、BTC取引量の増加について次のように語っている。
2017年末のオールタイム高値の間、ビットコインの価格は、アジア、特に日本の個人投資家が主導して19,700ドル以上に達しました。今回は機関投資家の貢献が目立つ米国が主導している。
また日本で活動するビットフライヤーの公式ツイッターでも本日、ビットコインの現物取引量(過去24時間)が日本一になったことを報告している。
ビットフライヤーの成長は、ここ最近で始まったことではない。日本のビットフライヤーは今年10月時点でも、同取引所の2020年8月時点の預かり資産が「1,618億円」を超え、過去2年間で最高水準であることを報告している。これは仮想通貨取引所全体における預かり資産において、国内トップの数値である。
日本における預かり資産の増加は、リップル(XRP)やベーシックアテンショントークン(BAT)、ステラルーメン(XLM)など複数の仮想通貨の取り扱いが要因になっているというが、今回の各国のビットフライヤー全体のビットコイン取引量世界一は今後、多くのユーザーを引きつけることになるだろう。