トランプ大統領の「不正疑惑」発言で、ビットコイン急落

トランプ大統領の「不正疑惑」発言で、ビットコイン急落

開票が続く米国大統領選挙は、トランプ大統領とバイデン前副大統領による様々な発言によって株式市場とともに、ビットコイン市場の価格も予測できない状況に陥っている。

ビットコインは4日、トランプ大統領が選挙での「不正行為」を疑った後、株式市場とともにBTC価格は短期的な下落を陥っている。執筆時点でビットコイン価格は13,580ドルで取引されており、同日に3.3%の下落率を記録した。

TradingViewより画像引用

昨日時点でビットコインは14,00ドルを突破し、好調な価格推移を見せていたが、米国メディアの報道にて、フロリダなどの主要な州でトランプ大統領の勝利が予測され、トランプ大統領はホワイトハウスにて支援者に対して勝利を一方的に宣言した。しかしこの発言に加え、トランプ大統領は「不正があった」と主張。この発言に続けて、「投票をやめさせる」よう連邦最高裁で争う考えを示した。

この発言により、株式市場やS&P500先物などの伝統的な市場は急落。これに追随してビットコイン価格も13,730ドルから13,530ドルに損害を拡大させている。

投票を止めてほしい。これはアメリカ国民に対する詐欺であり、我が国の恥さらしだ。我々はこの選挙に勝つ準備をしていたし、率直に言って、我々はこの選挙に勝った。

S&P500先物は現在、1%安で取引されており、Investing.comのデータによると、ナスダック先物は本日初めの4%高から現時点では0.8%の上昇に止まっている。

執筆時点でミシガン州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州、ネバダ州、ペンシルベニア州などの州での投票数はまだ完了しておらず、今後の両者の発言や当選結果によって、どのようにビットコイン・仮想通貨市場が変動していくのか注目が集まる。

記事参照:CoinDesk

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