米大統領選挙、投票率増加でCMEビットコイン先物市場が復活

選挙投票率上昇とともにビットコイン先物市場が復活

アメリカ国内の有権者が次期アメリカ大統領選出のために投票するにつれ、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)グループのビットコイン先物市場が復活した事をThe Blockが報じた。

2017年12月18日に開始された市場で、契約のオーバーナイト取引(※1)が6,700(33,500ビットコインの価値に相当)に達し、年間平均値と比較すると75%も高くなっていることが分かった。選挙に先立ち、報告可能な大規模なオープンインタレスト保有者(※2)の数は102に増加し、10月に比べて20%増加しました。
(※1) オーバーナイト取引とは、当日に決済せず、翌日まで持ち越すポジション取引を指す。
(※2) オープンインタレスト(Open Interest)保有者とは、未決済建玉のことで、ロングやショートポジションを売却せずに保有している建玉の合計を言い、ここでは少なくとも5つの契約のオープンポジションを保有する機関投資家を指す。

CMEビットコイン先物における大規模な建玉保有者の数は他の製品と比較して印象的だとThe Blockは報じており、CMEがビットコイン先物に対して当時74の大規模な建玉を持っていたことの重要性を説明している。

合計74の報告トレーダーがいる商品の大きさは?先週のCFTC COTレポートを見ると、CMEビットコイン先物契約の合計74のトレーダーは、CMEを3カ月保有している同等のトレーダーよりもオープンポジションの大規模な報告トレーダーが多いことを意味している。SOFR(Secured Overnight Financing Rate=担保付翌日物調達金利)、CMEブラジリアンリアル(BRL)契約、CMEスイスフラン(CHF)契約、CME E-mini S&P400契約など、ほんの数例です。建玉や取引を見なくても、それ自体が成功と見なされる。

CMEビットコイン先物市場は、近頃急速に伸びており、仮想通貨関連の分析を手掛けるSkewはツイッターで直近のデータを公開した。

これまでトップを走ってきたOKExに対し、仮想通貨ウォレットの秘密鍵を保有する役員が中国当局の調査を受けている事、仮想通貨の出金を全停止し、現在も停止中であることとから、不安をぬぐいきれないユーザーが安心感を求め、CMEへと乗り換えているのではないかとみられている。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!